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AIと共に生きる時代

以前にも書いたけど、人が1日に集中できるのは、4時間程度らしい。これは、細切れ集中も合算して4時間。
24時間中、本当に集中できる時間は少ない。自分にとって大事なことに集中したいものだと思う。

それと、意思決定の数が増えると「決定疲労(decision fatigue)」が生じ、最善の判断ができなくなる。何かを決定するごとにウィルパワー(意志力)を消費する。

これも、怖い話だな、と思ってる。

AI仕事が増えてきたことで、判断・選択・決定、というようなこと。小さな判断力が必要なことが増えて、疲弊してるだろうなぁ、と推察。

AIへの指示出しはともかく、生成されてきたものは、そのまま全部使えるわけじゃない。
AIイラストもそうだけど、文書生成させているなら特に、そこからのチョイスや修正作業は意外にたいへんだろう。想像や自覚している以上に。

AIは瞬時に膨大な生成をする。それをチェックし、使える使えないの判断をし、更に、文書なら必ず修正作業が生じる。
修正はともかく、この「使える使えないの判断」これは、簡単そうに思えて、かなり難題だ。

AIイラストで置き換えて考えると、1枚のX投稿できそうなイラストのために、膨大な枚数の生成をしている。プロンプトが確定しているものですら、チェック作業は欠かせない。
私が好きって、思えるものを選び出す。ときには、数百枚生成しても、全部没、なんてザラだ。

だから、同じようなことが、文書でも起こるんじゃないかな? って。
ただ、AIにとっては、イラストより文書のほうが得意だろうから、没は少ないと思う。でも、文字を人間が確認するのは、しんどい作業だ。


そんな細かいチェック、小さな決定でも、判断力はすり減っていくし、1日の許容量は、あっと言う間に超えてしまいそうだ。

有名な経営者が、同じ衣装しか身につけないのも、些細なことで判断力を浪費しないため。結構、こういう方は多い印象。


AIに関わる限り、小さな判断の積み重ねが膨大に必要になる。
これは、好きじゃないと無理かも?
ほぼ完璧に近いものを量産するAIちゃんの、膨大な生成物から、的確に、最良のものを選択する、って骨の折れる仕事。私は好きだから嬉々としてやるけど。

夕方には、何も正確な判断ができない事態になる人もいそうだなぁ。
(特に文書チェックは疲労しそう。というか、私は苦手💦)

なので、AIによる文書生成は、私はほぼしない。読むのが苦手だから。綺麗に分かりやすく生成してくれるけど、一瞬で、でてくるけど、読み解くのは難儀すぎるから。


脳裡に描けなくても、AIが描いてくれたイラストのプロンプトを工夫し、画像なきイメージに寄せていくことは可能だ。
最初からドンピシャな生成だったわけじゃない。すぐにイメージ通りには、たどり着けない。
AIを使うって何でも即座にできちゃう印象があるけど、地道な作業が必要で、根気がいるのだと、最近強く思う。
夢中なので私はよくわかっていなかったけど。

私には楽しい作業も、苦手な人には苦痛というか、拷問かもしれない。単純作業でもあるのに、判断力を酷使するのだから。

たくさん生成し、イメージに合うものを選択する。意志力とか決断力とかと同じ、判断力を酷使するから、好きじゃないと疲労する。

ただ、好きな人にはパラダイスでの仕事となりそうね。


見出し画像はPixAIで生成。

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