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裏のデイサービスから聞こえてくる懐かしい歌。

家で窓を開けて過ごしていると裏のデイサービスからよく歌声が聞こえてくる。
先日は
「昔昔.浦島は〜助けた亀に乗せられて〜♩」だった。
記憶の片隅にかろうじて引っかかってるような懐かしい歌がふとした拍子に聞こえてくるのはなんとも楽しい。
つい耳を傾ける。
裏のデイが無ければ一生思い出す事などなかったかもしれない歌だ🐢

子供の頃に聴いていた童謡のレコードか.もしくはカセットの音源が脳内で再生される。音の記憶ってすごいな。
当時の子供部屋(私の部屋)の様子まで蘇ってくる。



裏のデイから聞こえてきた歌で「あ!知ってる!」と印象に残っているのは…
「瀬戸の花嫁」「東京音頭」あと…なんだっけ。かんかん娘…みたいなの。他にも色々楽しく聞いたのだけど、日々にかき消され忘れちゃった。(なんせ盗み聞きなもので;)
職員の歌声(&オルガン)だけで利用者の声は聞こえない。でも、みんな楽しんでいるから歌の時間があるのだろうな。
住宅街の中の小さな施設。平家を改造したアットホームな雰囲気で…
出来る事ならうちの娘ちゃんもそこに混じってお世話になれたら...と思うくらい明るくて暖かい。
老人の福祉施設はどんどん増える。いつか障害者も老人も一緒の施設でOKとなってくれたら。

とかく、認知症と知的障害は似通ってる部分も多いし、どちらも症状は人それぞれで.それぞれに適した対応をするわけだし...
裏のデイなら何かあればすぐ迎えに行けるのにな。
迎えに行くと言うより....裏なら一緒に住んでいるも同然だ。(いや、違うけど;)

妄想するのは勝手。
妄想だけでも楽しい^ ^
裏のデイに娘ちゃんがいて、職員やおじいちゃんおばあちゃんに可愛がってもらうの…


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