まだグンマを知らなかった、、恥。
こんにちは、雅(みやび)です。
浅間山をご存知ですか?
そう、群馬県と長野県の間にある活火山です。
雅(みやび)は南関東(東京→千葉→埼玉)で育ったので
群馬の知識は少ないのですが、、
群馬県で生まれたのと、両親ともに群馬出身なので
非常に親近感をもっています。
というか、子供の頃は、父の帰省で
群馬の山奥までついて行っては
ヤリ持ってヤマメを追ってましたね。
で、その浅間山が世界史に影響を与えていたという
世紀の?大発見の論文が
ネイチャー・リサーチ社刊行の
学術雑誌「Scientific Reports」に発表されました。
なんと、900年前の平安時代に浅間山は大噴火を起こしていて
その痕跡がグリーンランドの氷床に残っていたのです。
最新の氷床コア年代測定により明らかになりました。
1110年の当時、ヨーロッパでは夕方明るく輝いていた月が
夜に完全に見えなくなったとの、記録が残っています。
月食であれば赤銅色で見えるはずなので、
それは、火山性エアロゾルが原因だと推察されています。
その後、ヨーロッパでは3年間にわたり日照不足で
飢饉に陥ったとの記録や、
樹木の年輪が極端に細くなったとも。
こうした傍証から、浅間山の影響ではないか、と言う結論です。
『浅間山が吹けば、欧州が飢える』というワケ。
そう言えば、芥川龍之介の『羅生門』の都の飢饉も、
浅間山大噴火のせいかも知れません。
いやぁ、、浅間山、、半端ないです。
参考サイト:「浅間山が世界に厄災をもたらした!? グリーンランド氷床から900年前の浅間山噴火の痕跡が見つかる」
ヘッダー画像:「浅間山夜分大焼之図」国土交通省 利根川水系砂防事務所 美斉津洋夫氏蔵 ※天明3年の浅間山噴火を描いたもの
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