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「Shall we ダンス?」~脳の活性化とダンスの関わりについて~
立って読書をする時があります。その際に無意識に身体を左右に動かしている自分に気づきます。たぶん、以前読んだ本の影響だと思います。
タイトルは「脳が勝手に記憶する ユダヤ式英語勉強法」で、ユダヤ人が5000年の歴史で試行錯誤した結果「身体を揺らして呟くことで、脳に記憶させる」メソッドに開眼したそうです。その内容を紹介する本でした。
最近、ユダヤ人の勉強法にお墨付きを与える研究結果や本などを知りました。ネットで検索すると数多くのサイトがヒットします。
1999年に発表されたVan Praagらの論文(運動と海馬の神経新生)では、運動が脳の活性化を促進することを明らかにしました。この論文は、その後の研究を活発化させるきっかけになったそうです。
また、アンデシュ・ハンセン氏の書籍「運動脳」では、5分だけの「有酸素運動」でも脳を活性化させると述べています。激しい運動は必要ないのです。世界的脳科学者のジョン・メディナ博士は、ダンス💃を勧めています。
ダンスは、脳の様々な機能を総合的に活性化し、心身の健康にも良い影響を与える運動だそうです。ダンスの長所と短所を下記に記載しました。
「脳が勝手に記憶する ユダヤ式英語勉強法」の著者もダンスを推しています。皆さんも身体を揺らして、脳を活性化させましょう! 冷おろしも揺れています。これはお酒🍺のせいかもしれません。では、Shall we ダンス?
〔ダンスのメリット〕
①多様な脳領域の活性化
ダンスは、大脳皮質の運動野、感覚野、前頭葉など、幅広い脳領域を同
時に活性化します。特に、小脳(運動協調性、平衡感覚)や基底核(運
動の計画、実行)を刺激し、運動能力の向上だけでなく、認知機能の改
善にもつながります。
➁神経回路網の強化
新しいステップを覚えたり、複雑な動きを組み合わせたりすることで、
脳内の神経回路網が強化され、学習能力や記憶力の向上に繋がります。
③創造性の向上
ダンスは、音楽やリズムに合わせて自由に体を動かすことで、創造性や
表現力を養うことができます。また、問題解決能力や発想力の向上にも
繋がると考えられています。
➃ストレス軽減
ダンスは、心拍数を上げ、エンドルフィンなどの幸福ホルモンを分泌さ
せることで、ストレスを軽減し、気分転換の効果も期待できます。
⑤社会性の向上
グループダンスなどに参加することで、コミュニケーション能力や協調
性を向上させることができます。
〔ダンスのデメリット〕
①怪我のリスク
無理な運動やウォーミングアップ不足は、怪我のリスクを高めます。特
に関節への負担が大きいダンスの種類や、激しい動きには注意が必要。
➁技術習得の難しさ
複雑なステップや動きを習得するためには、ある程度の練習時間と根気
が必要です。
③個人差: ダンスの効果は、個人の体質や年齢、ダンス経験などによって異
なります。
〔脳の活性化とダンスの関わりについてのサイト〕
〔運動と脳の活性化をテーマにした note 記事〕
クリエーターのやらぽん🌈のほほんパラダイス!さんが、同じテーマで
記事を掲載しています。読みやすく、分かりやすい内容です。ぜひ訪問してみて下さい。有益な情報を得られるのは間違いないです。
〔ダンス💃のためのレシピ〕
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