「書評合戦に参戦!」~地元の図書館主催のイベントに出場~
先週の土曜日、地元の図書館が主催する「書評合戦」に参加しました。一人5分の持ち時間で、紹介したい本を発表するイベントでした。この催しを開催してから3年目になるそうです。今年のテーマは「昭和100年」でした。
このイベントの公式ルールは「ビブリオバトル普及委員会」が定め、全国の教育機関や図書館、書店などが主催する場合の指針になっています。
私が紹介したのは「運の方程式」というタイトルの本でした。note で既に「書評」として記事にしていた経緯もあり、発表の原稿は記事に少し手を加えたものを使いました。
ルールを簡単に説明すると、演台に置くのは原稿と紹介する本のみで、パワーポイントなどを使った説明も出来ません。発表後に2, 3分ほどの質疑応答の時間があります。
全員が発表した後に投票があり、発表者と観客が1人だけを選び、最も多くの票を獲得した人がチャンプになり、2位も3位もありません。
当日の観客数は、図書館の職員や発表者の関係者も含めて20人ぐらいでした。発表者は8名で、私は7番目でした。5分の持ち時間で話せる文字数は、原稿用紙4枚ぐらいだそうです。私の分量は2,3枚でした。
「この中で、運がいいと思っている方は、手を挙げてもらえますか?」という質問で、私の発表はスタートしました。数名の方が挙手しました。
「もしも全員が手を挙げたら、私は発表を止めて帰るつもりでした」と軽いジョークを飛ばしたのは良かったのですが、この後につまずきました。
最初のアドリブは受けたのですが、原稿を意識した途端に調子がおかしくなったのです。書き言葉と話し言葉の違いが、私をしどろもどろにさせ、考えていたよりも不十分な発表内容になってしまいました。
「運の方程式」には4つの要素があり、これらの要素の組み合わせで運が向上すると著者は主張しているのですが、要素の簡単な説明だけで5分間はあっという間に過ぎてしまいました。
投票の結果は見えていました。チャンプが決まった時は、落胆よりも当然の結果だと思いました。私の得票が何票あったのかも分からないまま、イベントは終了しました。最後に自分で選ぶことが出来る参加賞を頂きました。
初めての体験でしたが、改善すべきことも分かりました。原稿の読み上げに気を取られて、集中力が分散した点です。次回は「TED」スタイルで挑戦して、リベンジを果たしたいと思います。ご清聴ありがとうございました🙇♀️