何者かになりたそうな20代後半だと、思われていた私の現在
Twitterでよく目にする「企画」に参加してみた。
たまたま目に付いたそれの内容は、
あなたの第一印象お伝えします。
知人が主催だから気軽に参加した。答えを特に求めていた訳じゃない。
完全にノリだった。
漏れ出ていた欲求
翌日、忘れた頃に返ってきた返信を見て、私はフリーズしてしまった。
何者かになりたそうな20代後半
ビックリした。
それ以上に、めちゃくちゃ恥ずかしかった。
わたし、こんな風に思われてたのか…
この回答には続きがあって
何者かになりたそうな20代後半(と思ってたら同じ歳ぐらいだった!)
と続いていた。
前半はほとんどギャグで、年下だと思ってたけど同じ年ぐらいだったんだね、の意。
子なし&今年新婚旅行に行ったこともあり、20代に見られることも多い。
さっきの回答は、知人だからこその軽いジョークだ。
何者かになりたそうな私
Twitterをはじめたのは、今年の1月。
退職して誰よりも時間があったから、SNSで1番伸ばしにくそうなものに挑戦しようと思った。
元々アメブロをやっていて、当時の仲間をTwitterで沢山見かけた。
自分にもできるだろうと軽く考えてた。
Twitterで収入を得たいとは思ってなかったし、そんな手法も知らなかった。
2年間のパワハラから逃げ出し、部屋でひとりで過ごす日々。
自分の退職を意味あるものにするために、私は何者かになりたかったんだと思う。
インフルエンサーという単語は知らなくても、ブロガーだったりライターだったり、何か分かりやすい名前があるものに。
そして、前の会社の人が聞いた時に、すごいじゃん!と思われるものに。
ずっと反骨心をバネに伸ばしていくと思ってたけど、その熱量は最近無くなってしまった。
今の生活が穏やかで優しくて、あの社畜生活を思い出しても、もうマイナスな感情は生まれない。
そんな時もあったよね、と、穏やかな気持ちで話せるだけだ。
見返してやる!とメラメラ心を燃やすことができない。
自分の発信の原点を、見なおさないといけない。
何者かになりたそうだった女のその後
このやり取りはもう少し続きがある。
昔はこう思ってたけど、今は違うよー!Twitterのプロフ添削のプロじゃん!
とさらに返信があった。
何事もハマると凝り性なところがあり、Twitterの中でもプロフィールに特化して添削をはじめた。
160字しか書けないプロフィールは、ペルソナと呼ばれる理想の顧客像をイメージし、その人たちにだけ刺さるフレーズを厳選してあげる必要がある。
前職の人材会社で、1人の求職者の面接に何社も付き添った。担当者の好みに合わせて強みやアピールポイントを変えていた。
私の面接決定率は、他の営業マンより高かった。
実力主義の担当には、スキル推しで。
義理人情系の担当には、家族がいるんですと。
人柄重視の担当には、趣味ややる気アピールを。
Twitterをガチりはじめて、ペルソナに合わせて強みを見出すのは、私にしかできない特技だと気づいた。
想像もしていなかったけど、とりあえず今の私は「プロフィール添削の人」にはなれたみたい。
マネタイズしたい
Twitterで収入を得たい
周りの人からそんな声が聞こえた時は
これまでの経験を強みに変える、お手伝いが出来たらいいなと思っている。
SNSを仕事にすることが、もっと身近になれば良いな。