【飲み過ぎ、食べ過ぎを監視】腕に貼ったパッチが血糖値やアルコールなどをリアルタイムで送ってくれるぞ

近年、スマホによる健康管理アプリやサービスが増えてきており、自分も使っていたりする。低糖質ダイエットは一体どこへ行ったのか、最近ではその考えも古いらしくて、結局PFCバランスが鉄板らしい。

PFCバランスで食事を記録してみると、以外に脂質を取り過ぎていることが判明し、脂質を避けて食事をすることがいかに難しいかを思い知った。外食系のメニューから、脂質を避けることは不可能だ。

そして、タンパク質を取ることもちょっと難しい。肉を食えと進めようモノなら、牛肉や豚肉には脂質が多く含まれているので、これでタンパク質を摂ろうと思うなら、脂質も一緒に取ってしまうデメリットも受け入れなくはならない。

糖質は楽に取れるかと思いきや、お菓子系は特に危険。コンビニスイーツは糖質よりも脂質のお化けだ。あれを二つ三つも食べたら、コレステロールが血管を埋め尽くしてしまう。食が細い人ならともかく、肉体労働でコンスタントに食べている人が、間食していたらだいたい太る。

そのためには記録アプリを用意して、逐次記録していれば良いのだけれど、結局は自己申告制。自分に甘く見積もって、記録することだってあるだろうし、血中に流れる糖質や肉体疲労を示す乳酸まではとても調べることが出来ない。

食べている途中で食べ過ぎ注意とアラートを鳴らしてくれれば良いのだけれど。


アメリカ、カリフォルニア大学サンディエゴ校の研究チームは血糖値やアルコールの摂取量、運動中の筋肉疲労を計測できるウェアラブルデバイスを開発した。

このウェアラブルデバイスはデバイスに接続されたマイクロニードルパッチがあり、上腕に刺すことで細胞内になる間質液のグルコース、アルコール、乳酸などを検出する。マイクロニードルには様々な酵素が付着している。

デバイスは市販の充電パッドで行えるという。被接続型の充電デバイスかな。マイクロニードルはさすがに消耗品なので、交換が可能。

このデータはリアルタイムでスマートフォンに送信される。このデバイスで測定された数値は市販の血糖値測定器、飲酒検知器などで行われた値とほぼ一致したという。

いつかは出るだろうと思っていた体液の濃度測定器。スマホと連動していれば、飲み過ぎや食べ過ぎの注意通知を出すことも可能だから、より細かい体調管理が可能になってくるだろう。

これは身体を作るアスリートにもきっと有用だし、糖尿病などで苦労している人たちにも、細かい指示が出せるかもしれない。たいていは運動不足で食べ過ぎだから、定時にアラートを出せば改善のめどが立つのでは。

この手のデータはおそらく第3者にわたるように契約がなされるだろう。こうして、ビッグデータが出来れば今後の開発にも有用になるのだけれど、そうやって少しずつAIに暮らしをガイドされていくのも何だかなぁと思ったりもする。まぁ、間違いなく健康に導いてはくれるだろうけれど。

参考:ITmedia


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