野菜のおいしさを壊さずに計測できたぞ
これは絶対においしいなって、そういうシーンを見る時ってどうしてそんな思いが浮かぶのかって言うと、似たような経験をしているから。
Twitterでサッポロ一番塩ラーメンをカルボナーラ風に作った投稿を見て、これは絶対においしいとわかった。それはサッポロ一番塩ラーメンがおいしいって知っているし、サイゼリヤとかパスタ売っている店でカルボナーラを食べているから。
サッポロ一番は野菜を炒めて、その出汁をお湯で伸ばしてラーメンとスープを作るとおいしい。これは鉄板。カルボナーラにしてしまうのは邪道ではあるけれど、お湯を少なめにして牛乳を足しつつ、ラーメンをゆでたらバターを溶かして、ブラックペッパーと生卵を添えてしまえば、絶対においしいって。
その目で見て、これうまいぞって認識できる幅がある人は幸せなスキルを持っていると思う。
能研機構の研究では一型ベ手感じる食味や食感をAI技術により、光センサーで学習させることでトマトのおいしさを計測することに成功。
トマトを置くだけで、甘み、うまみ、ジューシー感、固さや糖度やリコピンも表示ができる。
おいしさデータを表示することで食のビジネスモデルが作れるかも。
今回はトマトしかできないけれど、柑橘類やマンゴーやパパイヤなんかもできるようになるかな。
こうして、機械で計測することでこれがおいしいってわかるのがすごい。
いずれはスーパーにこの機械が置かれるようになるのではないかと。
スイカなんかはよくたたいて中身が詰まっているか確かめたりもしたけど、外れ引いたりもして。
個人的にはアボカドにこういうセンサーを備えてほしいんですよね。
一時、アボカドをよく食べていた頃があって、スーパーでよく買っていたけれど、みんながアボカドを握って確かめるから、タイミング悪いと変色したアボカドばかりつかんでしまう。気持ちはわかるんだけれど。
このセンサーが個人消費者にも出回るかもと思うけれど、まずはブランドで売っている農家に需要ができるかな。糖度を確認できたトマトを確実に出荷できたら、間違いなく信用を固められるからね。
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