【VRに匂いが加わる】VR環境に匂いを追加したら、空間存在感が大きくなったぞ

ホラームービーを見る時は、なるべく映画に没頭できる環境を用意しておくべきだろうと思うけれど、ホラーは普段見ないのでそういう準備も普段からしない。最近は映画すら見ていない。

今のホラー映画ってどんな傾向なんだろうって、ちょっと気になるけれど、最近はホラーゲームもすごいのあるから、ホラー映画って今評判はどうなっているのかな。

普段からネットを眺めているので、だいたい目にするのはホラーゲーム。エグいスプラッタもあれば、精神的にぞっとするものまで幅広く作られている。

ヘッドマウントディスプレイが手に入るようになって、VRホラーゲームが出来るようになった。ゲーム主人公の主観視点でゲームの世界に没頭できるようになったわけで。

最後にやった覚えがあるのはバイオ4かな。アレも結構エグいけれど、ゲーム性も秀逸だったので楽しくやれた。ドッキリ系はあまり好きじゃないんです。


オーストラリアの政府機関CSRIOとシドニー工科大学の研究によって、VR環境に匂いの追加で心理的及び生理学的経験の両方に有意な影響を及ぼしたと発表。

ついにVRは音や映像だけでなく、嗅覚にも迫ってきたか。

研究に使われたのはバイオハザード7。海外ではResidentEvil7と言うタイトルで、このゲームは古い家屋の中をさまよい歩き、腐った食べ物や腐った死体などが散乱しており、全体に漂うホコリの匂いが鼻につきそうな不潔な空間を構築している。

研究のために22人の参加者を募り、その中で13人がVRを経験している。そして、3人がビデオゲームが初めてで、1人だけでしかバイオハザード7をプレイしたことが無かった。

参加者は鼻の下に固定されたプラスチックのチューブから揮発性物質の臭気をおくり、匂いを嗅がせる。

各プレイヤーの参加者から、心拍数、体温、皮膚電気、皮膚活動などの生理学的測定値を収集。

結果、匂いの追加によって、匂いのないVRよりも空間的存在感を大幅に増加していた。

しかし、バイオハザード7じゃ、相当キツかったのでは。

ちょっと、刺激の強い映像なのでご注意。

今は映画館も4DXという体験型があるし、家で楽しむVRも匂いで楽しむコンテンツが現れる予感。樹木系のアロマオイルで森林浴をあじわうコンテンツなんかあったら、ちょっと使ってみたいかな。



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