【最強の性格診断か?】脳活動の測定で性格の類似性を調べたぞ

最近はマッチングアプリが普通に使われている様なのだけれど、いわゆる出会い系とはちょっと違う様に見える。むかしはmixiが出会い系の様に使われていたと聞いていたことがあって、自分の見ているmixiとは違うのだなと感じていたり。

実際に逢ってみないと合う合わないというものだったけれど、それは婚活にも似た様なものがあって、それで失敗しないために性格チャートを作ってデータを作って、相性をあらかじめ調べていたり。

いまは、タイムパフォーマンスことタイパという言葉があって、時間的効率を求める傾向にあるから、無駄な出会いはしたくないという人が多くなったんだろう。

この性格診断がより精度の高いもので信頼の大きいものなら、より親密度の高いマッチングが成功するというもの。この国に本当に求められているのは、そういうものかもしれない。


アメリカ、コロンビア大学の研究で、似た性格の人は特定の画像や動画を見た時、似た脳反応を示す傾向があること示した。
この効果は、性別や民族、政治的所属が類似している場合よりも強いものだった。

研究者は2つの神経画像研究を考えた。fMRIをもちいて、性格特性と脳活動の同期性の関係を調べた。66名の学生に、幅広いジャンルの14本の短編ビデオを1時間かけて視聴してもらい、fMRIによる脳イメージングを実施した。生徒の基本的な性格特性は、10項目性格検査(TIPI)を用いて評価した。

二つ目の研究は、最初の研究の結果から脳波計を用いて得られるかどうかを検証するため、さらに狭い範囲の性格特性の脳反応の類似性における役割を調べ、アイトラッキングを用いて基礎的な知覚メカニズムを研究し、政治思想や性別、民族の類似性が神経同期の程度と関連しているかどうかを明らかにした。

この研究では303名の参加者は、にたようなトピックに関する104枚の静止画像セットを視聴した。ここでアイトラッカーが画像視聴中の視線を記録した。

結果、動画を見た時の脳反応の類似度が高い程、性格の類似度が高いことが示された。さらに二つ目の研究では、静止画像が用いられたが同じように性格の類似度が高い程、脳反応の類似度が高いことが確認された。

つまり、似た様な性格の2人は入ってくる脳刺激をどう処理するかも似ていると言うこと。

脳の神経パターンを登録して、それと相性のいいパターンをマッチングするサービスもいずれ出来るだろう。人口減少で悩んでいる先進国はこの研究を進めて、実用化に向けるのもいいかもしれないよ。日本のことか?

ただ、性別は無関係だから、同性でマッチングできることだって可能なので、案外解決には向かないかもしれない。でも、仲良しな横のつながりが出来ると思うとちょっと世間も優しくなるんじゃないかな。


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