スマホのナイトシフト機能はあまり効果が無かった
ブリガムヤング大学(BYU)の研究ではiPhoneのナイトシフト機能による睡眠の改善はされないことを発表。
BYU心理学教授のチャドジェンセン氏とシンシナティチルドレンズホスピタルメディカルセンターの研究者は、ナイトシフト機能をオンにして夜間にスマホを使用した人、ナイトシフト機能を使わなかった人、スマートフォンを全く使用しなかった人で、睡眠活動を記録するための加速度機を装着。年齢は18-24歳。スマホから離せない年齢ですね。
三つのカテゴリーで普通に計ってみたら、違いがみあたらなかった。こんどは7時間の睡眠と6時間未満の睡眠でグループを分ける。
すると、スマートフォンの使用状況に基づいて睡眠の質がわずかに違いが見られた。就寝前にスマホを使用しなかった人は、スマホを使用している人、ナイトシフトを使用している人たちと比べて、睡眠の質がよかった。
睡眠を妨げるのはブルーライトだけというわけではなく、見ている内容によって心理的刺激があるのではと言う見方。
まあ、以前の研究にも寝る前にスマホを見てはいけないと言われているわけで、ブルーライトを浴びなきゃいいんだという理由でナイトモード機能をつかうのも、睡眠の質向上を妨げているとわかった。
光を目に浴びていると脳がずっと目を覚ましてしまうから、寝付くまでに脳の興奮が収まるのはちょっと時間がかかってしまう。
寝付くまでにスマホでも実用なんて思っていたら、これが逆効果だった。もちろん電子書籍リーダーとかも。Kindleオアシスならブルーライトでないから、これは夜長の読書にいい。
本によっては眠るにも儀式が必要だというのもあって、大げさなものでもなくて、眠る準備をすると言うことをもっと注意して考えた方がいいかもしれない。
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