1年経過
気がつけば、あれから1年が経とうとしている。
内容の濃い1年だった。
病気をした事で気付かされた事が沢山あったし、退院してからヨガを続けていることも大きい。
小手先の感情調整では済まない、「死」と向き合う事は、今までの死生観の変化を。
祈られる事で、人の想いの温かさを。
「時間、月日」の解釈の変化を。
出来ない事が増えた事で、広がりではなく奥行きの深い味わいを。
こうやって書き出すと、罹患してしまった事がマイナスだとかプラスだとか、そんなことはどうでも良いということがよく分かる。
もちろん不安がなくなる訳ではないし、かといって楽観視しているわけでもない。
が、ジワジワと、でも確実に私の内側は変化していると思う。
また、ヨガを続けることで、身体の変化も確実に起きている。
これらは、
起きた事象に対し、自分の解釈をつけるのを少し待てるように。
相手の反応に対して、自分の反応を少し遅らせてみる。
その時の反応は、その人の全てでは無いことを知り、俯瞰するように。
何を伝えたいのか、を意識するように。
その人の背景を見るように。
虫の目、鳥の目、魚の目の視点を育んでいる。
まだまだだけど、着実に。
月日の経つのは早い。そして、社会もものすごい勢いで変化している。
変化の流れに任せながらも、自分が流されずに、生きていくこと。
自分の体験を織り交ぜながら伝えることで、誰かの琴線に触れ、その人がその人らしくいられるようになったら、それは私の幸せなのかもしれない。
この想いをどうしたらいいのかも良く分からないけれど、とにかく想いを書き出し続けよう。
ヨガも続いていこう。
せっかく生きているしね。