インドネシアに行きたくなったら
板橋のタバコ屋さんで、インドネシア産の珍しいタバコを見つけた。銘柄は「ヌサンタラ」。これは、同国の新首都の地名です。そう、2045年を目途に現首都ジャカルタから首都を移転中なのです。
店員さんによると、インドネシアの空港の香りがするよとのこと。インドネシアは出張やプライベートで何度も訪れたことがあり、本当なのか試したくなってしまいました。
ヌサンタラを吸ってみると確かに空港の香りだ。シガーレットの吸口が甘いのも(香りとかじゃなくてお砂糖が塗ってあるの?)、ブラックコーヒー意外全ての飲み物が甘いインドネシアを彷彿させる。
そして、紙巻きの荒っぽさもテキトーな感じがインドネシア。
インドネシアへ行って、ホテルの駐車場の入出場用にバーを手で上げ下げするだけの仕事をしているいい年したおじさんは私よりも遥かに楽しそうにお仕事している。あの緩い感じ、いいなあ。シガレットを1本吸うだけでもこのエピソードが蘇る。
ビジネスをするには適当すぎるインドネシアですが、心のゆとりを求めて、ヌサンタラを吸いあの空気を思い出す休日も良いかもしれません。