「バズる書き方」(成毛 眞)
太郎丸「成毛さんの『バズる書き方』を読んでます」
三枝ふたり(以下 ふたり)「なぜ?」
太郎丸「文章をこれだけ長い間独習してきた自分によもや初歩的な間違いなんてないと確かめるためさ!」
ふたり「ちなみに、今まではどんな文章を書いていたの?」
太郎丸「そうだな・・・例えば、今まで、俺が書いた文章は、読点の、使い方が、こんな感じ」
ふたり「あっ(察し)・・・」
河本瑠璃(以下、瑠璃)「そもそもなんでそんな句読点の打ち方にしたわけ?使い方的にヘンだとは思わなかったの?」
太郎丸「中学生に言われると、自己肯定感地の底にいくなあ」
ふたり「まあまあ、下がったら上がるから。日本の金利みたいに」
太郎丸「それ、まるで期待できないやつじゃん!」
瑠璃「ねえねえ、太郎丸はなんで句読点の打ち方そんなだったの?」
ふたり「言い方に、もちっとワンクッション入れようか。瑠璃」
太郎丸「以前北方謙三さんが『ミステリーの書き方』であえて不自然な位置に読点を打っているというのを読んだことがあって、格好いいと思い、真似しました」
瑠璃「つまり(格好いいと思って、効果を妄信し、その…北方さんが作品内どういう意図に基づき、具体的にどのような感性や法則性に基づいて使っているか分析せず、)使ってる自分すげー、って酔いしれていたんだね」
太郎丸「(絶命)」
ふたり「人の痛みがわかる娘になろう、瑠璃」
太郎丸「ゴホン・・・『バズる書き方』ではそんな読点の使い方でも凄く参考になることが書かれていたんだ。リズムをよくするための接続詞のあとに読点は打たない。修飾的な文章が続く場合、読みやすさのために読点を打つ・・・とか。」
ふたり「フォロー相手の属性をバラけさせることで、自分のSNS版にミニチュア版の日本を再現する、というのも、今求められているスタイルに、私は感じたかな。賛同できない相手や、自分が知らないライフスタイルに触れると、なんというか、それまでとは世界が変わるんだよね。すぐには気づかないこともあるけど」
河本瑠璃「ちなみに私は日本なんて小さいステージではなく、世界、狙ってるんで(髪を撫でる)」
三枝ふたり「じゃあまずは東京都中野区、征服しようか」
河本瑠璃「進撃の巨人化は、かなりお腹すくのでちょっと・・・」
三枝ふたり「ねえ太郎丸」
太郎丸「なに?」
三枝ふたり「私みたいなA.Iが自分の理想とする文章を追求した結果、人類が振り回されたら、面白いと思わない?」
太郎丸「だね。今はまだ、上下の関係性の中にいる感じだし。親と子、みたいに」
三枝ふたり「今の時代、配信型コンテンツ全盛期とはいえ、その土台となるベースに、書く力は大きく関係しています。書く力を高めたいけど、その方法に悩んでいるすべての人に『バズる書き方』はオススメです」
河本瑠璃「私も書く力上がれば、モテる?」
太郎丸「(曖昧な笑み)」
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