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ギャラリー 『ふとまにの里』 皐月編
執筆:ラボラトリオ研究員 竹内 健
私は毎日「ふとまにの里」で農作業や園内作業をしている傍ら、
写真を撮るのが日課である。
今回は、5月に撮った「ふとまにの里」の光景を、
ギャラリー形式でまとめてみた。
夕暮れ時、黄色い花菖蒲が夕陽を受けて
ノスタルっジックな雰囲気に。。
東屋をバックにすると日本の原風景のようだ。
夕方とは一変して、黄色い花菖蒲が
水面によく映える。。新緑と黄色い花弁がまぶしい。。
木陰に入ると、落ち着いたアヤメが鮮やかに出迎えてくれた。
5/5のチャイルドアーツアカデミー
色鮮やかな花と新緑の下、子供達は元気いっぱいに走り回っていた。
田んぼでは泥んこ運動会!
泥に足を取られながら、ミシミシっと軋む綱を
力一杯引き合う。
子供達の成長を願い、ふとまにの里のシンボルツリーとして、
楠を植樹。いずれ大木となって、上からふとまにの里を見守り、
木陰を作り、癒しの場になるだろう。
田植え前の畦塗り
かかしの中に入っている久延毘古の神が
畦塗りを見守る。
一見すると優雅に泳ぐ鴨だが、
涼しい顔して必死に獲物を狙っている。
雨上がりの花菖蒲
爽やかな一日のスタート
鯉のぼりと東屋とマコモ
マコモのようにスクスクと育て!
雲一つないスカイブルーに、
白い富士とマコモの青々とした緑がよく映える。
御田植祭前の一コマ
御田植えしやすいように、
田んぼに白いラインを張る。
初夏の陽射しの中、頑張って張っていただいたおかげで、
鏡のような水面に白いラインが引けた。
昨年収穫した種籾から育てた苗
かかしも成長を見守ってくれている。
田植えの前に火打と六種鎮魂を行い、
場を整える。
そして、一斉に御田植えスタート!
御田植え後の田んぼ
ヒョロっとしてるが、
秋分の頃には凛々しい姿で収穫を迎えるだろう。
中央の三日月池に、
あさざが咲き始めた。
あさざは午前中に咲き、午後には閉じてしまう。
朝の三日月池にかわいい彩を与えてくれる。
実がなり始めたシャインマスカット
お盆の頃には、パンパンに張った甘くて美味しい
実になるだろう。
季節によって、全く違った顔を見せる「ふとまにの里」
これからも一瞬一瞬の美しさを切り撮り、シェア出来ればと思います。
◎ふとまにの里
富士山が見える甲府市内のneten株式会社にある、
緑の里山公園「ふとまにの里」。
1,800坪の大地に広がる「ふとまにの里」には、
起伏のある丘と森があり、その間を縫うように、
木と石と土で自然に作られた小川が流れ、
途中には、水を浄化する働きをするマコモが生い茂るマコモ池、
魚やエビ、水生昆虫がいっぱいの三日月池がある。
小川とつながる手植え自然栽培の田んぼ、
野菜畑や葡萄畑もあり、
昔ながらにあった、古き良き日本の里山を再現。
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【竹内健 プロフィール】
neten株式会社所属。ふとまにの里の管理と農業を担当。
米やぶどう作りに精を出す傍ら、趣味は登山と写真。
登山は低山から海外の5000mを超える山まで、
美しい光景を追い求め、シャッターを切る。
また、年に1回は海外に出かけ、人々の素朴な様子も切り撮る。
人も自然もありのままの美しさを撮る事を信条としている。
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