アーユルヴェーダ的夏の過ごし方 Ⅱ
アーユルヴェーダ的夏の過ごし方パートⅡ_パートⅠはコチラ
夏の猛暑対策としてアーユルヴェーダ(आयुर्वेद[āyurvēda])でできること
グリーシュマ ルトゥ(ग्रीष्म ऋतु[grīṣma ṛtu])夏の間は火の要素が優勢であるため、非常に暑くなり、脱水症状、疲労、無気力、エネルギー不足による乾燥感に注意します。
ヴァータ(वात[vāta]空と風の要素)とピッタ(पित्त[pitta]火と水の要素)のドーシャ(दोष[doṣa])の質を軽減するようにします。
ヴァータとピッタ、カパの意味がわからない方は以前の投稿ドーシャ←このリンクからご覧ください。
食事 アーハーラ(आहार[āhāra])
冷却効果のある食べ物
牛乳(単独で何かと混ぜない)、スイカ、キュウリ、メロン、ココナッツ、ズッキーニ、レタス、ミント、砂糖など
バターミルク(छाछ[chācha])は体を冷やし、消化促進効果があります。
避けるたほうが良い食べ物
揚げ物、熱いもの、辛いもの、塩辛いもの、酸っぱいもの、スムージー(牛乳とフルーツを混ぜたもの)、ヨーグルト、干物、冷やしすぎるもの(アイス、かき氷の食べ過ぎ)など
代わりに甘味、苦味、渋味のある食材を摂ると良いでしょう。
水分補給
十分な水分を摂ることが重要です。氷の入った冷たい水ではなく、常温水、湯冷まし、麦茶など
ココナッツウォーターやミントティーもおすすめです。
アルコールやカフェインを控える:
体を脱水させ、ピッタを増加させる可能性があるため、控えます。
ライフスタイル
適度な運動
早朝や夕方の涼しい時間帯に軽い運動を行います。
ヨーガ(योग[yoga ])や散歩が適しています。
涼しい環境
日中の暑い時間帯は避け、涼しい場所で過ごすようにしましょう。空調や扇風機を使用して室内を涼しく保つことも大切です。
適切な衣服
軽くて通気性の良い綿やリネンの服を選び、体を涼しく保ちます。
質の良い睡眠
日照時間が長くなることで睡眠時間が減ること、熱帯夜による睡眠の質悪化に気をつけましょう。
日常のケア
アビヤンガ(अभ्यंग[abhyaṃga])オイルマッサージ
冷性の質のココナッツオイルを使用したマッサージは、体を冷やし、皮膚を通して体と心の滋養に繋がります。
特にヘッドマッサージはリラックス効果も高く、質の良い睡眠効果をもたらします。
アロマセラピー
好みの香り:サンダルウッド、ローズ、ジャスミンなどの冷却効果のあるピュアなエッセンシャルオイルを利用してみてはいかがでしょう。
メンタルケア
ヨーガでリラックス
ディヤーナ(ध्यान[dhyāna])瞑想やプラーナーヤーマ(प्राणायाम[prāṇāyāma])呼吸法、ヨーガニッドラー(योग निद्रा[yoga nidrā])を日常に取り入れ、心をリラックスさせます。
ストレスの軽減
ストレスはピッタを増加させるため、くつろぎの音楽や香りなどでなるべくリラックスできる環境を整えましょう。
参考サイト:KOTTAKKAL Ayurveda USA.
アイハーブ紹介コード:MIN6493 (使う人が5%割引になるようです)
熱いというだけで、ぐったりしてしまったり、なんだかカッカとしてしまったりします。
体は暑くても心はクールに過ごしたい、でも、難しい!
私も全て完璧とはいきませんが、アーユルヴェーダの過ごし方を心がけたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?