元気の出るツボ[耳編]
耳のことをサンスクリットでは カルナ(कर्ण[karṇa])と言います。
アーユルヴェーダでもオイルケアをする重要ポイントとして、
頭頂(頭全体も含む)、耳、足の裏(足首から下も含む)の3点が重要だとされています。私もセサミオイル(太白のごま油)を朝晩塗り込んでます。
人肌より少し暖かいぐらいのオイルでマッサージしてみましょう。
耳のケアをするにあたって、
アーユルヴェーダはインドから、ツボ押し(経穴療法)の起源は、石器時代にまでさかのぼると推測されているそうです。
今回は、耳をオイルマッサージするだけではなく、耳のツボも刺激してみるというご提案です。
耳のツボを見てみましょう。
① 和髎(わりょう):耳たぶの上の方のもみあげのあたりにあるツボ
頭痛や眼精疲労、耳鳴り、歯の痛みなどに効果があると言われています。
② 耳門(じもん): 左右の耳の穴のすぐ前方にあるツボ
脈打つところがあり、耳鳴りや難聴、顔のむくみ、小顔リフトアップなど
の効果があるとされています。
③ 聴宮(ちょうきゅう): 耳の前で口を開けたときにできるくぼみにある
耳鳴りや頭痛、歯の痛みに効果がある
④ 聴会(ちょうえ): 耳の前、顎の関節の近くにあるツボ
耳鳴りや難聴、顎関節症に効果があるとされています。
⑤ 角孫(かくそん):耳の真上、髪の生え際にあるツボ
頭皮の血流を改善することで髪に栄養を届ける効果
目、耳、歯の病気、顔のむくみを改善、自律神経のバランスを整える、
肩こりや首コリによる緊張型頭痛の緩和など
万能のツボとして知られています。
⑥ 耳上部 神門(しんもん): 耳の内側の上部にあるツボとその周辺
全身の血流が促進され、自律神経を整える効果が期待できます。
血流が改善されると、副交感神経の働きが高まり、
心身のリラックスが促されます。
⑦ 耳中央部:多くのツボが詰まっています。
自律神経のバランスを整える効果が期待できます。
胃、肺、内分泌系、代謝アップ、肩こり、腰、
⑧ 耳下部 耳たぶ周辺:
頭痛・不眠:頭痛や不眠、歯の痛みなどを解消、
目の疲れ:目の疲れのほか、乱視や近視などにも効果的といわれて
います。
⑨ 翳風(えいふう):耳たぶの後ろのくぼみに位置するツボ
耳鳴り、難聴、耳の痛みの改善、首こりの解消、頭痛の緩和、
顔のむくみの改善
美容効果(くま・くすみ、フェイスラインの引き締め、美肌効果など)
細かいことは覚えてなくても耳のあちこちにツボがあるので、
いろいろ試してみてください。
押し方
指の腹でゆっくり5秒程度押し、ゆっくり解放する。を3回ほど繰り返します。気持ち良い程度で、痛くなるまで押さない様にしましょう。
⑥⑦⑧は指でつまんで優しく引っ張ったり回したりしてみましょう。
※以上いろいろ調べて実践してますが、ツボの専門家ではありません。
詳しくは鍼灸院などにご相談ください。
特にこの季節、寒い風に吹かれた後には、
しっかりオイルで保湿ケアしてあげましょう。
以前の投稿も参考にされてください。
元気の出るツボ【10選】を押してみよう!手足、身体編
若返りのツボ【10選】を押してみよう!頭部編
参考サイト:明日が変わるトリセツショー 「ツボ」のトリセツ