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アーユルヴェーダ的冬の過ごし方

寒いですね〜
朝なかなかベッドから脱出できない!
気を引き締めないと😅

リトゥチャルヤー(ऋतुचर्या[ṛtucaryā])季節の過ごし方

冬のことをサンスクリットではシシラ(शिशिर[śiśira])と言います。

季節に応じた食事やライフスタイルによって、私たちはは健康で幸せに過ごすことができます。風邪やインフルエンザなどを避けることができるかもしれません。(かもしれない。というところが重要)

基本はあたりまえのこと

規則正しい生活、運動をし、体を保温する(冷たい場所、風のふく場所を避ける)。

健康的な生活が基本です。

人混みを避け、外出後は手洗い、うがいで清潔を保つ。

つまらない?ですね〜、ほんとにあたりまえのこと(笑)
でもそれができないところが、ヒトというものなんです。
以上は再点検です。


セルフ アビヤンガ(अभ्यंग[abhyaṃga])オイルマッサージをしよう!

冬は空気の乾燥で、お肌もカサカサ、指の先、かかとはひび割れになっていませんか?

アビヤンガの方法

用意するもの:セサミオイル(太白のごま油)またはアーモンドオイルや美容用のオリーブオイルでも構いません。できれば湯煎などして気持ちの良い温度に暖めます。

時間:できれば朝、もしくは夜入浴前(入浴後に再度するとGood!)に、頭、耳、と足の裏を重点的に、その他乾燥が気になる場所(結局全身)に優しく塗り込んでみましょう。

オイルを塗ります
私はお風呂場をよく暖めてから塗っています。
(ヒートショックにご注意ください)
最初に足湯をするのも良いですね。
関節に痛みのある場所にもオイルは有効です。

ポイントは体毛の流れに沿って、関節部分は丸くです。
簡単なのはお風呂場で湯煎したオイルをさっと塗ってみましょう。
その後熱いシャワーを浴びて、オイルをさっと流してから(気になる方はボディソープで洗ってから)湯船で温まります。
注意点:お風呂の最後に排水溝に熱い湯を勢いよく流します。

入浴後にも再度保湿のために薄く塗ります。


食べ物編

消化に良い食べ物
生姜をはじめとする消化を促進するスパイス類を利用した料理
シナモン、クミン、ターメリック、カルダモン、クローブなど
いっぺんに摂取できるのがカレーですね。
季節のお野菜を使った暖かいメニュー、鍋などもおすすめです。

飲み物はお白湯がおすす
免疫力アップ!のハーブティー、ホットミルクもおすすめです。

寒い季節にピッタリなアーユルヴェーディックな朝食も

スージーハラヴァー(सूजी हलवा[sūjī halavā])
デュラムセモリナ粉を粗挽きにしたスージー粉(सूजी[sūjī])の甘いミルク粥
消化に優しいメニューです。

避けた方が良い食べ物

熱い、辛い、塩辛い、揚げた食べ物、強いスパイス、精製小麦粉やグラム粉で作られた食べ物、消化の悪い食べ物、アルコールを大量に摂取することは有害とされています。


心を落ちける呼吸法(प्राणायाम [prāṇāyāma])もおすすめです。

呼吸法の準備として “プラーナダーラナー(प्राणधारणा[prāṇadhāraṇā])”(呼吸の観察)をします。
姿勢を正して自分の自然な呼吸を観察してみましょう。
1.2.3.4…… 呼吸の数を心の中で数えてみても良いでしょう。

背筋を伸ばして座り、手を膝の上に置き、体の力みのない状態でゆっくり目を閉じて、(目を開いてる場合は半眼で鼻先をぼんやり見ます。)

呼吸の長さをコントロールしてみる
呼吸の観察を終えた後に、呼吸の長さをコントロールしてみます。
吸う息1に対して吐く息2の割合で呼吸してみます。
たとえば、4秒で吸って、8秒で吐くといった具合です。
1対2の割合の呼吸法(प्राणायाम [prāṇāyāma])

呼吸に集中することで、頭(心)の中の雑多な思考が収まります。
まずは何も考えずに10ラウンドやってみましょう。途中で息苦しさを感じたら、お休みしてもう少し短い3秒で吸って、6秒で吐くにしてみます。

※息苦しさを感じたらお休みします。
気持ちの良さを感じられる程度に実践してみましょう。


冷えは万病の元といいますが、

昔と違いヒートテック素材の衣類が次々と登場しています。
効率の良い暖房と暖かい格好で快適にお過ごしください。

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parṇā_minako
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