ヨーガの呼吸法と瞑想
ヨーガの実践法としての呼吸法(प्राणायाम プラーナーヤーマ)と瞑想(ध्यान ディヤーナ)について。
アシュターンガヨーガ(अष्टांग योग)では?
ヨーガの八支則:アシュタ(अष्ट)は8、アンガ(अङ्ग)は枝、構成要素の意味があります。ヨーガの8つの枝(8つの構成要素とも)言われます。
①ヤマ(यम 禁戒)道徳的にやってはいけないこと
②ニヤマ(नियम 勧戒)勧められる行い
③アーサナ(आसन 座法)ポーズ
④プラーナーヤーマ(प्राणायाम 呼吸法)呼吸のコントロール
⑤プラッティヤーハーラ(प्रत्याहार 制感)五感の制御
⑥ダーラナー(धारणा 集中)集中することができるようになる
⑦ディヤーナ(ध्यान 瞑想)④〜⑥の実践によってやってくる
⑧サマーディ(समाधि 三昧)解脱、悟りなどの言葉で表されます。
①〜③はヨーガの準備段階、人としての振舞いと健康的な身体を作ります。
整ったのちに(そこそこ整ったら)
④〜⑥プラーナーヤーマとジャパ瞑想の実践(साधन サーダナ)によって瞑想がやってくると言われています。
瞑想はするものではなく、やってくるもの
と言われています。我々が座って目を閉じているのは瞑想の練習をしている状態にあるということです。例えるなら、眠りにおちるまでの準備をしてる状態だそう。
呼吸法やジャパ瞑想を真摯に誠実に続けることで、いつか瞑想になる。
毎日朝晩続けてみましょう!
毎回なるべくサンスクリットを載せているのは、少しでも正確なヨーガの言葉・発音が広まっていくように、願いを込めています。
ॐ तत् सत् オーム タット サット
オーム これが真実です。