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【上司さんやりがちな『私は傾聴する!』】

私は傾聴する!
と、いう意気込みで、傾聴しようと努めている上司さん。
ちょっとミスコミュニケーションになる可能性を感じたので傾聴をまとめてみました^^

今日は、部下を持つ人に役立つお話^^


私は傾聴する!

BLEACHの織姫を思い出してもらえたらうれしいです…笑
最近アニメやっているので、すっかりBLEACHモード。

閑話休題

私は傾聴する!
とても力入った感じですよね。
どんな姿勢かというと、

●「私がやっているのは傾聴である」と自覚しながら「傾聴しよう」としている

●傾聴を神技と考え、それを極める自分に心酔しながら「傾聴しよう」としている

●心酔しなくても、それをやらねばと思い「傾聴をしよう」としている

言葉や概念が行動より先に来ている状態です。


傾聴は押さず引かずのスキル

傾聴は、相手へ「押す」行動ではないのです。
でも、引くでもない。
イメージで例えると、雑念を持たずじっとその場から動かない様子。

でも、聞き流すでもない。

私は傾聴する!
これは、相手への傾聴の押し売りになる危険性が高い姿勢。
ともすると「聴いてあげる」の姿勢になってしまいます。
もしくは「聴く自分」への自己満になる可能性も。

これらは、いずれも、聴かれる側にとっては『圧』や『ずれ』を感じる要因になります。

傾聴は、慣れないうちは加減に悩むスキルなのです。


傾聴はジャッジもしない

傾聴って、退屈なんです。
ずっ……と、聴いているから。

相手が変わったことを言っても聞き続けます。
例えば「ナチス大好きなんですよね」と、言われても「そんなこと思ってるの!?」と、口を挟まず聞き続けます。

傾聴中に『ジャッジ』の概念は無いのです。

部下が会社の悪口を言っても、
独りよがりの持論を展開しても、それが正か否か考えるのはあとの作業です。


傾聴を成功させるためには

相手の『何を言いたいのか』に注目します。
注目なら、誰でもできますよね。

言葉で表し切れないものもあるかもしれないので、言葉の出ない間の沈黙、動作からも情報は得られます。

ですので、そもそも人への関心が薄い人はスキル習得に悩むかもしれない。

「話を聞ける上司」になるには、傾聴スキルが欠かせないもの。
それを身につけるためには、相応の練習が必要です。
ひとまず、

口をはさまない。

相手の言いたいことに注目。

ジャッジしない。

このあたりがポイントなのでした^^


メンタルヘルス相談ぱれぱれ