【物質的に豊か】≠【人生が豊か】ミレニアム世代が今、考えてることとは?
Bonjour!
みなさんこんにちは。pariskeitoです。
私はミレニアム世代且つ、ゆとり世代真っ只中で生まれ育ちました。私が新卒あたりの年齢のとき(4年前くらい?)よく話題になっていたのはゆとり世代は忍耐力がないとかすぐに仕事を辞めるとかやる気がないとか言われていました。
確かに周りを見渡しても気合いの入ったゆとり世代の子っていなかったですが、探せばちゃんといます。
ミレニアム世代というよりはゆとり世代の感覚としてもまだまだ私の学生時代は『安定』という言葉を好む人が多かったです。田舎だったからというのもありますが(笑)
しかし安定した仕事についてからも辛そうな子が多かったです。やりたくない仕事をただ、将来の安定のために職業を選んでいる子がほとんどでしたから。
安定した職業に就きなさいね。と私も親や先生から言われたし、就こうと思ったこともあったんですけど体が言うことを聞きませんでした(笑)
仕事を選ぶにあたって安定だからというだけの理由で選ぶのはリスクが高すぎる。だって仕事というのは一生の時間のほとんどを費やす大切なポジション。
安定してる仕事なら何でもいいというのならば、お金が稼げる仕事なら何でもいいと言ってるのと同じ。本来人はやりたいこととか興味があることとかを学生時代のうちにしっかり見つける必要があります。
フランスでは学生のうちから自己分析させられるかのように、自分の意見をしっかりと述べる教育プログラムになっています。みんな一緒というものが良いものとされない国だからいかに自分の個性を強調するかが幼少期から鍛えられているため、学生のうちにある程度自分のいきたい方向が決まることが多いのではないかな?と思います。
でも日本は働きながら自分の仕事について悩んでいる人が多すぎるような気がします。しかも選択を間違ったと感じても目の前の収入がなくなることに対しての不安からか嫌な仕事を辞められない人も多い。
好きじゃないけど安定した仕事=収入を得られる=好きなものが買える=幸せ?
それって本当の幸せですか?
日本が皆、お金を欲しがり金持ちがいいなと思うのってテレビでの洗脳が大きいと思ってるんです。お金や貯金があることが良いことになっていますがフランスだとドン引きです。
お金持ちの人の公開や貯金額、資産公開などはフランスでは好まれません。
日本はそうやってメディアに左右されて資産があること、お金を稼ぐことを評価し素晴らしいとしています。それを見ているとお金を稼がなくちゃいけないんだとか、ブランド物を沢山持ちたいとか自分主体ではなく他人にコントロールされた夢が出来てしまう。
ミレニアム世代の人たちはその狭間で生きてる人が多い気がします。お金も大切、だけどお金以外の自分のしたいことや気持ちも大切。
安定した仕事だけではなく、自分の好きなことや趣味も仕事にしていきたい、そう思ってる人が増えています。
1995年以降に生まれた人たちはさらにそれを感じながら生きていると思います。
物で満たされる=人生は豊か というのはひと昔前の時代の話でどんどん今の20代の感覚は変わってきています。
今、私も思うことなのですが物が手に入ることが当たり前の時代になってきてしまったからこそちょっと人より頑張って働ければお金も物も手に入る時代です。
ミレニアム世代はお金があることも嬉しいけど、それ以上に自分の好きなことや自分の心地良さ、生きやすさを大切に生きている人が今後も増えていくと思います。
お金や物を得る以上に自分の生きやすさを得ること、生きる意味や自分の在り方をしっかり噛みしめ自分のペースで生きること。自分のものさしを作ることに私も、私の周りのミレニアム世代の人たちは考えていることが多いです。