ベトナム🇻🇳JICA海外協力隊スタート!
ベトナム、到着。
11月26日、ついにJICA海外協力隊@ベトナム🇻🇳が始まった。
成田空港からハノイのノイバイ空港まで約6時間のフライト。朝7時の成田空港の気温は3℃。パーカーの上にMA-1を着込みカチカチ歯を鳴らしていたが、昼過ぎにハノイに降り立つと、湿気を帯びた熱気に包まれ、すぐにTシャツ1枚になった。
ハノイの天気は曇り。クラクションを鳴らされまくられながらホテルへと向かう。
これからなにするの
これからの予定としては1ヶ月間ハノイに滞在し、その後、私の活動地であるゲアン省に移動する。
ハノイでは語学研修が行なわれる。二本松訓練所との大きな違いは、なんと言ってもベトナム現地で語学訓練が行えることだ。
色とりどりの看板、喧騒、街の人、レストラン、ホテル、全てが先生である。先生、というか、修行に近いかもしれない。ベトナム語が使えないと生活出来ないのだから。
直近の修行は、夜ご飯で適当に入ったレストランだった。
ベトナム料理の横綱、「フォー」を注文したが、カタカナで「フォー」と言っても殆ど通じない。ベトナム語は発音命である。
以下の図のように、口を少し広めにあけ、
フォ⤵︎ォ⤴︎ォという感じに発音する。
恥も外聞もかき捨てフォ⤵︎ォ⤴︎ォと発音すると、めでたくフォーにありつける。
phởが通じないと、、、焦る。
とりあえず、ホテルの部屋ではTVをつけっぱなしにして、ベトナム語を垂れ流すことにした。
今は全く、本当に全く意味がわからないが、そのうち耳が慣れることを期待して。
抱負は?
せっかくなのでベトナムでの活動の抱負を簡単に述べさせていただきたい。
①活動は絶対に手を抜かない。
私の仕事はゲアン省での観光開発の仕事である。現地の少数民族の方々の観光を通しての所得の向上に繋がる活動を行う。
ところで皆さん、ゲアン省を知っているであろうか?私はこの仕事を割り当てられるまでは知らなかった。
位置はここである。ハノイからは飛行機+バスで3時間半。車では8時間くらい南下すると着く。
いかんせんゲアン省については情報が少ない。JETROのサイトやウィキペディアで概要は把握できるが現地の空気感はわからない。
現地の人々が何に困っていて、そのお困りごとを私が解決できるか分からない。とりあえず、私の決意としては、「手を抜かない」。脳をフル回転させ、自分のベストを尽くす。自分にできないことは、外部の人に頼る。
私の活動がなにかしら現地に1%でもポジティブに働いたと言えるような2年間にしたいというのが願いである。
②ベトナム人とベトナム語で話せるようになる。
活動を行う上ではベトナム語は必須である。英語に甘えてはならない。ベトナム語の勉強は継続したい。
とにかく、話す・話す・話す。
知らない単語があったらすぐググる。
ベトナムの新聞を読み、今ベトナムで何が起こっており、人々が何に関心があるのかをまとめてノートに書くのも良い知れない。学習成果を測るためにベトナム語検定を受けるのも手だろう。
日々、勉強!
③現地の文化をノートやSNS等で発信してゲアン省のことを広く知ってもらう。
人間の生活の基本は「衣・食・住」である。それが文化によって違うから面白い。ゲアン省の人々の衣食住を切り取って発信したいと思っている。
他にも、観光、伝統工芸、歴史、風習、お祭り、少数民族の暮らし、芸術、音楽、伝承、昔話、伝説、健康法、美味しい〇〇の作り方(美味しフォーの作り方など)、個人インタビュー、などなど、色々と書いてみたい。
きっと面白いはず!
④日本とベトナムを繋ぎたい。
日本とベトナムを繋いで相互の理解向上に繋がる活動も行いたい。たとえば、私の地元の学校とベトナムの学校をオンラインで繋いでみて、双方の子どもたちに異文化を体験してもらうなどだ。
私の地元でも多くのベトナム人が働いている。身近に異文化があること、そして我々も外の人間からしたら異文化であること。でも、互いに同じ人間だということ。
こういったことを伝えられたらいいなあ、と。
最後に〜暮らしを大切に〜
まだゲアン省に行ってすらいないのに色々と計画しても、砂上の楼閣。ベトナム語で交流し、三線で心を通わし、一緒に時間を過ごして、双方の文化を大切にしながら実りある活動にできればと思っている。
まさに、二本松訓練所に掲げてあった言葉の様に。
ではまた!