初めての危険な区域。
Bonjour!
パリ在住のボンビーガールです。
今回は、パリの北部18区に位置する『Barbès』について、お話します。
パリでの住居を決めるとき、一番重要と言っても過言ではないのは場所選び。
もちろん、職場や学校、駅に近いところなどさまざまですが、パリにはあまり近寄らない方がいい区域がいくつかあります。
この記事を書こうと思ったのも、先週その危険な区域の少し離れたところに用事があり、初めて『Barbès』を通ってみたときに一生分と言っても過言ではない恐怖を味わったからです。
電車やバスで通過するのは、おそらく徒歩で通るよりも危険度は低くなりますが、何を思ったのか私はパートナーと徒歩でその場所を通り過ぎました。
パートナーが、『ここから先はどんどん治安が悪くなるから、気をつけて歩こう。』と言い、歩き始めました。
私の中での危険な場所といえばパリの北駅や、スリなどが多いモンマルトルの丘などでした。
しかし、この日を境に、ワースト1が決まりました。(パートナー曰くまだまだ郊外に出ると危険なところは沢山ある、とのこと。)
目的地まで歩き進め、だんだん雲行きが怪しくなっていく。
道にただただ立ち尽くしている人、薬をやっているのかフラフラ彷徨っている人、通行人のカバンを見つめている人、タバコを異常な値段で売っている人、、、
しかもコロナ禍にも関わらず、外出している人の数が半端ない、、、。
特にマスクもせずに、井戸端会議のようにお話している。
怖すぎて、私は持っていたカバンを前に抱え、絶対に取られないように用心。
人混みの中、『Barbès』駅の交差点の赤信号を待っていると、右方向からフラフラして目が半開きの若い兄ちゃんが、、、
同じく交差点で信号待ちをしていた女性のリュックをサッとその兄ちゃんが開けた!!!
咄嗟に、気づいた女性は振り向き、兄ちゃんを追い払う。
その兄ちゃんは、かなり意識が朦朧としていてその場でふらふら、、、
怖すぎる(泣)
私はカバンを前に抱えたまま、とにかく早足で進むこと、盗まれないようにすることに意識を集中させて歩く。
ちょっと二本ほど道が外れたら、かなり静かな普通の住宅街が広っていて、
さっきの人混みも、怖い人たちもいつの間にかいなくなり、閑散としていました。
あの『Barbès』駅近くには、パリにきたら近寄らないことをお勧めします...
また、アパートやお家を決める時もこの駅周辺は控えた方がいいかもしれません。
私も今後そこは通り過ぎないことを、心に誓いました(笑)
パリは、ちょっと道を外れると、このように治安の悪い地域に入ってしまうことがあるので気をつけてください。
ちなみに私の中でのオススメの区は、モンパルナスのある15区や、家賃は高いですが中心部やGare de Lyon のある12区あたりです。友人が住んでいて、周りの雰囲気がとてもいいとよく耳にします。
パリに観光に来たりする場合や、アパート選びの参考に少しでもなったら嬉しいです。
では、次回の投稿で!