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職場の「空気」が結果を決める【OPENNESS】

北野唯我さんの書籍「転職の思考法」があまりにも良かったため、続けて書籍「OPENNESS」も読ませていただきましたので、学んだことをnoteにしてみようと思います。

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□OPENNESS 職場の「空気」が結果を決める

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本書はタイトルの通り、職場の「空気」をもっと意識した方が良いよ!ということを論理的に解説している本になります。

日本企業の停滞には、いくつかの原因がありますが、「本音が語れない環境」が一因であることは明らかです。でも本来、企業はそうあるべきではなく、誰もが思っていることをオープンに発信できるべきであり、現代ではそういった企業が業績を伸ばしています。

私は26歳サラリーマンとして、「とにかくどういう企業の空気が危険なの?」という視点で読み進めました。その中でこれだけは覚えといた方が良いなと思うことを書いておきます。


□そもそも、オープネスとは?

オープネスとは一言で言えば「開放性」のことです。

企業内で透明性のある情報交換がなされているのか、戦略が従業員にも的確に浸透しているのか、リーダーの考えや哲学が組織内で浸透しているのかということです。これらによって企業のオープネスは決まります。

また、オープネスは企業の業績にも大きく関係することがデータでも示されています。つまり、職場の空気が企業の業績を決めてしまうのです。


□組織の「空気」が変わったら危険かも

オープネスは最初に変化(危険性)を示す「組織のカナリア」です。

組織には重量があり、何もしないで放っておくと少しずつ悪化していきます。組織が悪化した時、最初に反応を示す要素が「オープネス」です。

例えば、事業が悪くなり、利益が出なくなった組織は往々にしてリーダーや経営者が情報を隠すようになります。必要以上に経営者が良いことしか言わなくなったり、悪い情報はさらっと表面的にしか触れなくなります。

会社の経営者が急に良いことしか言わなくなる
悪い情報や失敗した事業が隠されている
会社の方針について批評を始めるおじさんが現れる

こういったことがあると危険かもしれません。

情報開示性が著しく下がっている状態であり、職場の空気が悪くなっており、負のスパイラルに陥りかけているかもしれません。


□企業のオープネスを確認する

では、実際に自分が勤める企業(勤めたいと思う企業)のオープネスを確認しようと思ったらどうすれば良いのでしょうか。

(あくまで参考程度ですが、)口コミサイトの「風通しの良さ」「20代の成長環境」「社員の士気」の3つをチェックする。特にオープネスと強い相関にある「風通しの良さ」に注目するのが良いと思います。

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実際、時価総額を大きく伸ばした企業では、「風通しのよさ」「20代の成長環境」「社員の士気」という職場の空気に関する項目で数値が高いです。反対に時価総額を大きく減らした企業ではこれらが低いです。

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□まとめると

オープネスとは、企業の開放性のこと。
オープネスは組織の危険信号を伝えてくれる「カナリア」であるため、職場の「空気」には細心の注意を払った方が良い。

口コミサイトの「風通しの良さ」「20代の成長環境」「社員の士気」の3つ、特にオープネスと強い相関にある「風通しの良さ」に注目することで企業の「空気」を確認することができる。


▼資料引用元


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よしずみ
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