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先人の言葉に学ぶ、「子育て道」

世界の人間学を研究し始めて20年。世界の先人たちの言葉にはいくつも共通点がありました。それらは国、文化、言語、時代を超えた叡智とも言える、人として欠かせない錬金術なのではないかと注目し始めました。

8年前に母となり、この人間学を子育てに適応しはじめました。時代が変わっても通用する叡智は、シャワーの様に浴びて学ぶ言語の様に、乳児の頃から環境に溢れさせていてもいいのではないか?と気がついたからです。

8年経った今、8歳になる息子は子育てのベースに取り入れた人間学を彼の人生で垣間見せてくれる様になりました。それは彼の一部となり、物の見方、様々な判断や決断の基準になっています。「感情」と言う、目に見えず大人ですら手に負えないものも、案外、扱えている様に思えます。学校で学ぶ学問と同等に、またお互いが支え合う大切なものである事を確信しています。もしかすると、胎児の時から取り入れるべきだったかも知れません。

この人間学を取り入れた子育ては、「子供」だけではなく育てている「大人」をも成長させてくれます。「私は子供に親にしてもらった。」と良く聞きます。子育てをする事で私たち大人は「自然」と成長させられます。そこに人間学を取り入れる事で、「意識的」に私たちは成長する事になります。意識的に成長することは、自然に成長するよりも理解が進み、スピードと深さが増すことは容易に想像できます。

このタイミングで執筆をするのは、私の中で確信ができたからです。この手記がお子様とご自身の成長を信じる皆さまのお役に立つ事を心から願っています。


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