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僕は、パラプロで「言語化」を身に付けた。

みなさんこんにちは。来年から社会人なのかと思うと冷や汗が止まらないもりりんです。

今日はパラプロ2期リーダーのしょうたさん(社会人2年目)に、パラプロの活動が就活、そして現在にまでどう活きているのか聞いてみました!この記事を読むとパラプロのミーティングでの様子も分かるかも‥‥?

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右:しょうた(話し手)
パラプロ1期、2期リーダー。リーダー時代は圧倒的なユーモアセンスでメンバーを爆笑の渦に巻き込んでいた。現在は大手メーカーで勤務。左:もりりん(聞き手)
パラプロ1期〜4期メンバー。20歳の誕生日当日にしょうたさんに飲み会を開いていただいたのは大切な思い出。

ーーしょうたさんお久しぶりです。今日はよろしくお願いします!ずばり単刀直入にお聞きしますが、パラプロの活動は就活に活かせましたか?

しょうた:いきなり聞いてくるねえ〜もりりん!(笑)うーんそうだな〜、実は、おれはパラプロの活動についてはガクチカ(学生時代に力を入れたこと)でもほとんど話してなかったんだよね。

ーーえ!!そうだったんですか!?

しょうた:そうなのよ、どちらかと言うと、パラプロの活動を通して就活に臨む上でのマインドを醸成できたかなって感じがしてる。

ーー就活に臨む上でのマインド‥‥!気になります。

しょうた:就活では、自分が将来何をしたいのか、そして今何を考えているのかを言語化して、分かりやすく伝える力が必要なんだよね。でも意外と、いきなり言語化しろって言われてもできなくて。いざ言葉にしてみても、相手には全然伝わってないってことはザラにあるんだよね。

でも、僕はいきなり最初からつまづくことはなかった。なぜなら、パラプロでのボランティアから得られた経験を、その都度みんなで話し合って言語化していたから。

ーーパラプロの活動を言語化していたんですね!実際にはどのようにされていたんでしょうか?

しょうた:ボランティアをしたあとの直後のミーティングでは、必ず全員振り返りをやってたのね。そこでは、ボランティア活動を通して印象に残ったことや、モヤモヤしたことを一人ひとりが発表するの。自分の中でなんで印象に残っているんだろうとか、なんでモヤモヤしているんだろうっていう理由のところも発表する。発表を聞いたあとは、先生含めメンバーから質問をして、さらにその時の感情を深掘りしていく。そうすると、自分の中にはなかった言葉が生まれたり、よりその時の感情をはっきり表すような言葉が出てくるんだよね。そうやって言葉の解像度を上げながら、自分の思いを言語化してた。

ーーなるほど!!パラプロの活動を言語化してきた中で、印象に残っていることはありますか?

しょうた:やっぱりリーダー時代の最後の大仕事、WAVOC成果報告シンポジウムかな。大枠のテーマがパラプロを通じての成長とか感情の変化で、まずはパラプロに入った当初の自分の気持ちを思い出した。その後にパラプロを通じての変化、例えばディズニーで車椅子乗っている人とかそもそも気付いてすらなかったけど、そういうことに気付くようになったとか、そういった変化を一つひとつ思い出してそのまま言語化したかな。発表するときは動画を作ってそれを見てもらいながら発表したんだけど、結構緊張したなあ〜笑。先生にもかなり相談に乗ってもらって、自分の気持ちの揺れや自分の変化をありありと言語化したよ。

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(WAVOC活動成果報告シンポジウムの様子。しょうたさんがパラプロ代表として発表されました。)

ーー先生と相談しながら発表を練り上げていったんですね。

しょうた:先生が自分の真の思いに迫ってくださるのが本当にありがたかった。普段のミーティングでもそうだったんだけど、話が脱線しそうになったときに先生は客観的に修正してくださるんだよね。

ーーその修正が本当に的確だから、「分かってるんだけどうまく表現できない、、」ってきつくなるときもありますよね笑。

しょうた:そうだね(笑)でも、先生の修正のおかげで、自分にどうしてそんな感情になったのか、その感情が湧き起こる源泉まで落とし込むことができた。そうすると、自分の性格とか、自分の価値観にまで触れられるんだよね。自分ってこんなときこう思うんだな、こういったことでモヤモヤするんだなとか。この経験がかなり就活で役立った。就活では自己分析とても大事だからね。自分ひとりで言語化していくときも、しんどいけど経験があったから思考体力はあった。

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(メンバー合宿でみんなで言語化している様子。一人ひとりがモヤモヤしていることを共有します。)

ーー自分の感情を言語化することで、自分の価値観に迫っていく、そのプロセスをパラプロで経験されたってことですね。ありがとうございます!最後に、この記事を読んでくださっている方にメッセージをお願いします!

しょうた:自分で経験したことを振り返って、かつその感情がどうして生まれたのかまで落とし込むプロセスをいきなり1人でやるのは相当しんどい。でも、パラプロには先生含めみんなで話し合いながら言語化する文化がある。だから僕は、体験を言語化する習慣がついた。ミーティングに自分の意見を必ず持ってこないといけないから、ボランティア中も活動しながらいろんなことを考えるし、終わった後丁寧に振り返ることで、ボランティアの体験が自分の糧になっている感覚があったな。みんなにもこの言語化の感覚を味わってほしい!一生役立つと思うよ!!!

ーーしょうたさんの話を聞いて、改めて言語化の大切さに気付きました。モヤモヤしたまま終わってしまう経験、曖昧な言葉で片付けてしまう経験も、言語化のプロセスを踏めばかなり鮮明になって、自分の価値観を見つめるきっかけになります。自分のこれからについて考える大学生の時期だからこそ、言語化は習慣にしていきたいと感じました。しょうたさんありがとうございました!

記事や団体への質問は、下記URL内よりお待ちしております!お返事はtwitterをご確認ください!
https://peing.net/ja/wavoc_parapro?event=0

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