俺の日常にロマンを #映画紹介『Top Gun: Maverick』
やっと早起きできる感じか出てきました。どうもコーシです。
自分の好きを集約させたガレージ、同世代の美しい恋人、共に汗水を垂らした戦友との関係、今より若い頃からずっと愛用しているジャケットとジーパン、人を自然と惹きつける行動力、強靭な肉体、衝突と緊張を経て挑むミッション、世代を超えた信頼関係、旧友との約束。
もちろん人によって違いは間違いなく生じるが、それぞれにとって「ロマン」を感じるものがある。それは個人の人生で起こるイベントとしての理想のようなものであり、ドーパミンとアドレナリンがダブルで分泌されるようなものだと思う。
そんなロマンをぎゅうぎゅうに押し込んだ様な映画というものが今回紹介する『TOPGUN:Maverick』である。
本当に素晴らしい作品に出会えた。「ロマン」の内容はもちろんであるが、その「ロマン」を実現させるために大変多くの要素を取り入れているにも関わらず、物語が簡潔であり、直球の感動と未だかつてない緊張感を観客に伝えることができている演出も至高である。
また最高級の画質や音質による異常なほどの没入感は戦闘シーンにおいては観客に手汗を握らせ、そして「ロマン」を我々に体験させてくれる。
そしてその体験は間違いなく我々の生活に大きな影響を与える。「ロマン」を自分ごとに落とし込むのだ。
ここからはいつものくだらんエッセイになるかもしれません。お付き合いください。最後少し真面目に書きます。
そしてその体験は間違いなく我々の生活に大きな影響を与える。「ロマン」を自分に落とし込むのだ。
私は今教習所に通い、免許の取得に汗水を垂らしている。今はまだ教習所敷地内でしか不可能だが、いずれ私も外の世界でこの巨大な鉄の塊を操縦することになる。その時に備え、今は真剣に毎時間に定められたミッションに真摯に取り組むのだ。
"考えるな、動け” by マーベリック
そうして私は鑑賞翌日、教習車に乗り込み、カーブのスピードが早いとお叱りを受けた。
。。。
ありがたいことに私は自分の部屋を持たせてもらっている。とても多趣味な私なので趣味のものでごった返しているのだが、自分なりに整頓をして自分にとって世界で1番気が休まり、ワクワクする場所になっている。しかし、私には愛してやまない愛犬ポンタがいるのだが、彼をこの部屋に招き入れたことはあまりない。愛犬ポンタだ。この部屋で一人と一匹の時間を過ごし、更なる信頼関係を期待しても良いのではないか。
”だから、君が必要だ” byアイスマン
そうして私は彼を部屋に招き入れ、5分後にはう○ちの片付けに一生懸命になっていた。
。。。
まぁそううまくいくものではない。私はトムクルーズではないのだから。そして自分自身にマーヴェリック精神を取り入れてから行動が変わり、この作品から汲み取ったことが一つある。
それは「大体うまくいかない。」ということ。
作品の雰囲気とは正反対にも思えるこの気づき。トムクルーズ演じるマーヴェリック、彼はうまくいっているようにも見えるが、彼の尊敬すべき点は予想を超える事態に対応し、必要なリスクを犯し、生きることを常に選択していることであると私は考える。
うまくなんてやっていない。ただ今起こりうる可能性に上限を設けていないのだ。人生における可能性を考え出したらキリがない。だから彼はこうアドバイスをする。
”考えるな、動け”
我々にとっては非日常な設定の物語であるが、マーヴェリックの精神は一人一人の日常においても重宝されるべきであると強く感じた。
とにかくドキドキワクワクを欲している人、熱くなりたい人、友情を大切に思っている人、何かしらに躊躇している人、TOPGUNを観たことがある人。そんな皆さんに特におすすめの映画になります。
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