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LGBT・アライ 雑感含む

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2021年8月の記事一覧

ヨーロッパの「発展映画館」と女装【ホモのたび を読んで①】

ヨーロッパの「発展映画館」と女装【ホモのたび を読んで①】

MtFトランス、女装、ゲイ、と、人員の相互移動(⋯といっても、ゲイ⇒トランスや女装⇒トランス、が大半と思いますが⋯)こそあれ、あまり関わることのない世界同士です。

1.『世界一周ホモのたび』シリーズサムソン高橋さんの『世界一周ホモのたび』シリーズ、おもしろかったです。家を買う、も読みました。

何が面白いかというと、私も海外旅が好きで、ハッテン目的ではないものの⋯、トランス(や一部女装)スポット

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(キリスト教?)「断種」という言葉がはらむ思想。性同一性障害者特例法改正の運動について。

2021年の記事ですが、ヒューマン・ライツ・ウォッチが、「法律要件の一つとして強制的な断種手術があり、トランスジェンダーの人びとに対する広範な偏見を助長している。」と書いているの見つけました。

日本:性同一性障害者特例法改正に向けた気運が高まる
強制断種や「精神疾患」診断などの要件を撤廃すべき

うーん、「強制されたわけじゃないんだけどなあ」、って思います。
なんか、もっとマシな表現ないのでしょ

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「多様性」といって思考停止してたら、差別にもつながる。

オリンピック開会式&閉会式、「多様性を演出してる」といいながら、何が多様性なのか、サッパリわかりませんでした。

それはさておき。

「多様性(ダイバーシティ)」はいいのですが、多様性でもなんでもないものを「多様性」と表現してしまうと、差別にもつながるような気がします。

すなわち、発話「多様性だね」は、「私とは違うね」の意味のときがあると思います。

たとえば、

「私は在日朝鮮人です」「多様性

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自分の言葉でまっすぐ語れる才能

69歳の女装愛好家・キャンディさんと27年ぶりに再会 密着Dが共感した“好きなことに打ち込む楽しさ”7/31(土) 18:00配信

1.自分の言葉でまっすぐ語れる才能60分番組。おもしろかったです。

「女装を一生懸命やって、いい人生だった」、って感じ。

自分の言葉でまっすぐ隠すことなく語れる、っていうのは、才能ですよね。

裏表なくまっすぐで、温かさを感じ、人を惹きつけるものがあります。

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