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今が昨日(かこ)になる前に -THE NIGHT BEFORE 2019.12.8-
40年前
多分辿り着くとは思ってなかった風景を
明日 彼等は 私達は 見ている
デビュー当時は
10年後に自分達がどうなっているか
想像している余裕も無いくらい
動いていたんだろうなぁ
-何も知らない頃だから
情報で想像するしかないけど
忙しく過ぎた後に来た 別れと出会い
「10年はやりたい」と口説き口説かれ
入ってその年数が経った時に言ってたっけ
「もう20年やろう」みたいなコトを
-本当にそうなると
想像していたのだろうかは
誰もがずっとあるものだと信じていた
後をどこまでもついて行く と
しかし道は途切れた
箱は固く封じられ深い場所に沈んだ
新たな道をそれぞれが行く
寄る時があっても重なりはしなかった
-それを見守りながら いつかを夢みた
突然 世界が激しく震え
海が狂う光景が全てのテレビに映った
誰もが瞬間まで現実に起こると思わなかった
普通の一日を過ごし明日を迎えたかった が
壊れた
違う分岐点を幻想する
何も無ければ
箱を引き上げないままだったのかな
開けない選択を取っていたら
よもや関わる可能性も
再び手伝う未来も
消えていたのだろうなぁ
今振り返ると 選んだ道が
歩んだ過程が はっきり残る
重なる4本の道が
明日観るライブも
終われば通り過ぎた出来事になる
開かれた箱の宝物にも なるかな
笑顔も痛みも
全部抱え
次へ向かう
歩き続ける
その後ろをついて行こう これからも
-今が昨日に
明日が今になる前に
この気持ちを留めておく
正しくはライブ数日前の夜に不意にわいて書いた詩。 冒頭の言葉がなんだか気に入っている、関係者みたいな口振りの傍観者の想いと決意を、その当日がブルーレイソフト化するんでアップ。箱の例えは以前ここに書いた2012年シリーズに引き続き。タイトルで無理やり昨日をかこと読ませ、過去という単語を使わないのは昨日を使いたいから。ハイ強引(笑) ライブ本編も詩にすべくラフは書いたがコレはまずある公募向けに固めたい、此方のソフトを聴きながら。トップ画像はその日の会場に行く途中の風景。今回は特にブラスセクションが加わった曲が圧巻っ。