ゆゆ

カシオペア(3rd 現在P4)&T-SQUAREをメインにフュージョン系ライブをみて感じたことから詩を書く。ライブレポートも書くが音楽知識無く感覚で書く為エッセイ寄り。 noteには30年近く前から書いているそういう詩やレポ、その他な詩を不定期にサルベージ。新作もアップしてゆく。

ゆゆ

カシオペア(3rd 現在P4)&T-SQUAREをメインにフュージョン系ライブをみて感じたことから詩を書く。ライブレポートも書くが音楽知識無く感覚で書く為エッセイ寄り。 noteには30年近く前から書いているそういう詩やレポ、その他な詩を不定期にサルベージ。新作もアップしてゆく。

マガジン

  • 夢みる場所は挫けない

    ライブが止められた2020年春以降に観たライブのレポート『~unbreakable』シリーズをまとめる。タイトルは当初付けたかった日本語の其れ。英訳が途中で変わったのはホントだから笑

  • スーパーフュージョンシリーズ

    89年から92年にわたり名古屋のセンチュリーホールで年一回開催された、複数のインストバンドが共演したライブシリーズ。自分が90年から3回観たこのシリーズの回想録、かな。

  • 配信ライブレポートシリーズ

    2020年夏から見ている配信のライブをまとめたマガジン。主にフュージョン、インストゥルメンタル系。めちゃ長いシリーズタイトル『The place you dream of is not frustrated』は一番初めにアップしたact.2に当初付ける予定だった日本語のをグーグルで英訳し付けた。

最近の記事

音楽(あなた)が生きる場所

何年か分 時間を巻き戻してほしい 叶わない願いが繰り返し浮かぶ 悔やんでも戻りも止まりもしない 時は無情に過ぎるだけ 春の朝 目にしたピアニストの訃報 数週間前に昔在籍したバンドの 古い仲間達とライブを行い 8月には再び共演する情報が出た後に 高校生の頃にラジオから流れ耳に残った 軽快なインストゥルメンタル バンドを 新しい音楽ジャンルを知り 好きになるきっかけの曲を生んだのは 亡くなった彼だった バンドのデビュー30周年で 昔と今のメンバーが集っ

    • 朱の空、月(きみ)を想う

      規制退場の流れに乗り会場を出ると 青から朱へと変わりゆく空が広がる 日が一際長く街を照らす夏至前日 喜びと切なさを抱え帰路を行く 新作アルバムのタイトル曲から 明るく華やかに始まったライブ 序盤から熱のこもった演奏なのは 予定された地域が一本中止になり 初日から一ヶ月経ての ツアー2日目に5人が燃え 更に2年振りの来訪に喜ぶ観客が 精一杯鳴らす手拍子に煽られたかは 定かではない けれど 40数年間守ってきたバンドを去る人が 2曲目で前方に進み出て

      • The place I dream of is unbreakable act.6 CASIOPEA3rd@名古屋ボトムライン

        2019年の冬ツアーは東京はデビュー40周年記念でゲストミュージシャンも呼んで派手、名古屋と大阪は新作でまだライブで取り上げていなかった2曲を演奏しレアな別構成だった。名古屋はクリスマスシーズンに日程が重なると観客の有志がサンタ帽を装備し盛り上がるのが恒例になり、更にこの時は大高さんも鳴瀬さんの曲を踊りたいからと、CASIOPEAの事務所のスタッフのCHUZAさんが今池にも進出したドンキホーテでヅラとかを買い込み大高さんになりかわりオルガンを弾き、ご本人はスタッフと楽しくダン

        • The place I dream of is unbreakable act.5 T-SQUARE alpha@チキンジョージ

          1.決断の背景或いは心の天秤が盛大に傾いた瞬間 上記動画収録日前夜の10月23日、T-SQUAREalphaが始動したと同時に12月後半東京と神戸でのライブ開催が発表され、心の中に有る理性と暴走の天秤が轟音を立て暴走へと傾いた。理由、クリスマスイブから3日間彼等には毎年恒例の神戸のチキンジョージで行い、更に日毎に替えるサポートメンバーの一人に松本圭司さんの名を見つけた、そのダブルな事態にドガシャンとぶっ壊れる勢いで心は暴走へと傾き熱情が一気に高まったのだった。 チキンジョ

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        • 夢みる場所は挫けない
          3本
        • スーパーフュージョンシリーズ
          3本
        • 配信ライブレポートシリーズ
          8本

        記事

          (1994年9月北陸本線で迎える朝)

          夜が 明けた 午前5時過ぎ魚津駅で大阪発の夜行急行『きたぐに』を降りる ここで別の夜行急行を待つ 6時前に大阪に向かう途中の『能登』が停車 乗り込む ある車両の後方に落ち着き顔を洗いに洗面所を探す まだ眠っている乗客を起こさぬよう静かに歩く ふと前方のある席に目が止まる 友が居た 身なりを一通り整え終え一旦荷物を置いた席に戻る 遠くから友を伺う まだ寝ている 『能登』のルートや停車時間を時刻表で見る 彼女がどこで乗ったのだろうかと思い巡らせる 席を立つ 彼女の席の空い

          (1994年9月北陸本線で迎える朝)

          FUSIONミーハーが『TRUTH』や『ASAYAKE』だけじゃないよとみんなに熱っくるしく推したい私的大切なJ-FUSION3曲について

          昔、30年位前に音楽方面とは別の仲間が作っていた交流誌に寄稿する際、毎回自己紹介で“FUSIONミーハー”と書いた。今ちゃんと調べたら“ミーハー”は、にわか或いはライトファンという意味合いらしい。確かに楽器とか音楽用語は詳しくないけどそのジャンルの音楽が大好き、という個人的な解釈で今回は使う。この思いは高校生時代に芽生え紆余曲折しながらも今日まであり続けている。 さて今回noteの投稿お題で「スキな3曲を熱く語る」と振られ真っ先に浮かんだのは日本のFUSION系を代表する2

          FUSIONミーハーが『TRUTH』や『ASAYAKE』だけじゃないよとみんなに熱っくるしく推したい私的大切なJ-FUSION3曲について

          早夏四連休暴走記 音使い師の日 SIDE

          先に結論、「会うのがいちばん」 JRの随分前のコピーですが全くそうだった、そんな一日。 1991年5月5日、仲間内の集まりを一日楽しみ皆が二次会へ参加する中、私は一人JR金山駅に。大垣駅へ向かいこの駅を夜10時40分に出る夜行快速に乗り込んだ、翌日6日東京は調布で行われるCASIOPEAのファンクラブ主催のイベントに参加する為に。 6日午前5時前東京駅着、『ASAYAKE』がめちゃ似合う夜明けたての青の空がまだ寝ぼけている都市の上に広がる、立夏の朝。でさっそく完成したばか

          早夏四連休暴走記 音使い師の日 SIDE

          The place I dream of is unbreakable act.3 T-SQUARE@ZEPP NAGOYA

          2月にずっとT-SQUAREの中心にいた安藤正容さんが今年のツアーの終わりを以てバンドを勇退、離れると発表して、ライブに行きたいと思い立った。しかし前年で諸々経験し状況を見ていたら又悪くなり踏み出せず。不安な春再びの中でバンド卒業メンバーの和泉宏隆さんの訃報は衝撃を受けた。ラジオ番組に氏が書いた曲でありTHE SQUAREを、フュージョン系音楽を知るきっかけになった『OMENS OF LOVE』を感情のままに書いた文を添えリクエストし採用されたがかかった嬉しさより不在の悲しさ

          The place I dream of is unbreakable act.3 T-SQUARE@ZEPP NAGOYA

          F-TALK Vol,9 -極東器楽団来集! 或いはセンチュリーホールで逢いましょう 1991年編-

          開場から開演1991年9月27日、その日はテレビで朝から台風19号の情報ばかりを伝えていました。近付く巨大台風に不安を抱きながら、私は今回のライブ会場である名古屋国際会議場白鳥センチュリーホールへ向かいました。着いたのは午後6時過ぎ、空は重い灰色、吹く風も強くなっていました。それでも人は来ます。たくさん来ます。人混みをかき分けグッズ販売コーナーに目を向けるといきなり今年から作りました『HELIOS SUPER FUSION』ロゴ入りTシャツ&ブルゾン、買うとポスターが付くとい

          F-TALK Vol,9 -極東器楽団来集! 或いはセンチュリーホールで逢いましょう 1991年編-

          The place you dream of is not frustrated act.13 PYRAMID featuring 福原みほ @BLUENOTE東京

          PYRAMID、とはギター鳥山雄司さんピアノ&キーボード和泉宏隆さんドラムス神保彰さん、同じ高校に在籍した3人が時を経て2005年に組んだバンド。3人それぞれの活動がありひんぱんにライブ更にツアーを行っていない為、自分は彼等のライブを観損ねていた。6月にブルーノート東京で福原みほさんをゲストボーカルに招き、一日目はクロスオーバー系、二日R&B系でとライブを行うと告知ツイートを見たのは4月中旬。25日には両日共2ndステージは配信も決まり、動きづらい自分も含めた地方の人が喜んだ

          The place you dream of is not frustrated act.13 PYRAMID featuring 福原みほ @BLUENOTE東京

          The place you dream of is not frustrated act.12 CASIOPEA3rdファンミーティング~Special PARTY!!@日本橋三井ホール

          いつの間にやらアルバムデビューした日-5月25日辺りに二年毎にファンミーティングを開いているカシオペア3rdさん。自分は2015年のこの時は12月開催だった其れに参加して以降ことごとくタイミング合わず、今年こそはと思っても状況が諸々厳しい為直参は諦めたが、淡く期待していた配信が決まり今回はリモート参加出来た、ものの途中で家事したりであまりリアタイ出来なかった。有難いかな今回のはアーカイブが8日間と長く残ったので此方を繰り返し見ながら自分なりにまとめた。まずこーいう感じのイベン

          The place you dream of is not frustrated act.12 CASIOPEA3rdファンミーティング~Special PARTY!!@日本橋三井ホール

          F・Talk -センチュリーホールで逢いましょう 1990年編-

          今回は1990年秋に当時音楽方面じゃないジャンルの仲間が作る交流誌に「なんでもいいからなんか書いて」との依頼というかお願いから、本当に趣味に走った、しかし知らない人になんとか伝わるよう書いた初めてのライブレポート。一部表現を変えますが内容はなるべくそのままに打ち込みつつ、ようやく見つけたテレビの音声をエアチェックしカセットテープに残した音源から拾える情報を挟んで進める形に。テレビオンエア分は録画はしたが今、再生するビデオデッキが無い為確認は出来ず。 皆さん、“フュージョン”

          F・Talk -センチュリーホールで逢いましょう 1990年編-

          The place I dream of is unbreakable act.2 CASIOPEA3rd@ビルボードライブ横浜

          1.決断から行きの道程“波”が激しくなりつつあった昨年末に行われたEXシアターでのライブでビルボードライブ東京・横浜・大阪のツアー開催は発表された。年が明けた2月、淡い期待を抱きファンクラブでの先行予約で大阪の1stステージを抑えた。しかしまたも荒れ出し数字が毎日暴力的に増え当初の開場時間が変更されと都合がつかなくなった。4月になりツアーが始まり吐きそうな位悩んだ末に決断、家の者と話をした上でそこまでの往復乗車券を買ったのは横浜のライブ前日だった。 10日は朝から晴れた。こ

          The place I dream of is unbreakable act.2 CASIOPEA3rd@ビルボードライブ横浜

          SUMMER PAIN

          強く照りつける太陽 高く昇る白い入道雲 澄んだ青空 全てが輝き眩しい 夏 この季節は いつものコンサートホールやライブハウスに加えて 野外の音楽フェスティバルやイベントが 週末毎に各地で開かれ 様々な音楽が流れていた ライブであつくなっていた 2015年の今も 1990年代の あの頃も あの頃は同じバンドが好きな人達と ツアーやフェスによく参加していた 台風が接近し雨降る中待ったり 間近で観たくて徹夜で並んだり 炎天下や雷雨をものともせず 大

          SUMMER PAIN

          The place you dream of is not frustrated act.11 千里ちゃん祭り第1日目-1000+C×3@目黒ブルースアレイジャパン

          去年9月の、カシオペア3rdのお三方に若手人気ドラマー川口千里嬢(本編は全てちゃんに)が呼ばれライブを行ったのを配信で見てとても楽しかった、その詳細は以前此方にアップした『~frustrated act.5&6』に。 それから数ヵ月後の昨年末、千里ちゃん祭りという千里嬢がリーダーで行うライブ3DAYSの情報が解禁され初日に再びこの三人とでに期待度が上がった。事態がどんどん転がり延長した為開演時間が早くなったが無事3DAYS共に開催。んじゃ、配信を見てのレポートを始めよう。

          The place you dream of is not frustrated act.11 千里ちゃん祭り第1日目-1000+C×3@目黒ブルースアレイジャパン

          風に付いてゆく

          「通り過ぎてゆく風は寧ろ私達かもしれない」 そう思いながら--- 渡り鳥かサーカスとキャラバンか 音使い師達は街を渡りゆく 音楽を振り撒きながら 好きになったら一途に追いかける私達 理由はひとつ 「好きだから」 理屈を持たず ただ一番素敵な瞬間をみたくて 共に動いている 一年365日 何処かの街の大きなホールで誰かは歌い 小さなライブハウスで誰かは奏で 人々が集い聴いている と 同時に 一年365日 テレビラジオ有線やカラオケで 誰かの歌は

          風に付いてゆく