哲学入門ノート 2024年5月
ライラックは札幌の市木。5月に開花します。
(画像はお借りしたものです)
前月の内容はこちら。
やったこと
倫理701と『ヨーロッパ思想入門』の古代パートを読み終わる
両書の間を単元ごとに行ったり来たりしながら、その日に読んだ内容をNotionにまとめてスクショをXに投稿する形で進める。適宜『哲学用語図鑑』も参照する。
途中、Notion AIにクイズを作ってもらうことを思いつく。思いの外楽しい。
エピクテトス先生を見つけて喜んだり。
哲劇に出会って初めて知った名前だと思っていたけど、私の高校教科書にもいたのかなあ……。
次の進め方を検討する
本の内容は面白いのだけど、作業には正直少し飽きてくる。古代パートが終わり、キリがいいので作業を変えるか本を変えるかしたい。手に入れたばかりの『一度読んだら絶対に忘れない哲学の教科書』をぱらぱら眺めてみると、文体も構成も結構違うので気分転換になりそう。というわけで本を変えることにする。
『一度読んだら絶対に忘れない哲学の教科書』を読み始める
哲学入門としての5冊目。1つの節=1人の哲学者=3~6P。1日1節読むことにする。Notionのノートはスクショ投稿をやめて雑に作る。その代わりXの投稿には抜き書きを入れる。
古代パートを読み終わったらまた進め方を検討することにする。
番外編:『SNSの哲学 リアルとオンラインのあいだ』を読む
デザインや「あいだ」というコンセプトが気になっていたシリーズ。
1章ごとに異なる視点で、異なる哲学者を参照しながらSNSについて考える構成。承認-ヘーゲル、時間-ハイデガー、言葉-ウィトゲンシュタイン、偶然-ベルクソン、連帯-アーレント。
勉強のつもりで手に取った訳ではなかったけど、しっかり勉強になった。
これが「哲学的に考える」ってことか、こういうことができるようになりたいな、と思う。
『人文的大賞2023』でもめった褒めされていた戸谷さん、他の著書も読みたい。
所感
勉強の頻度(ほぼ日)、1日にかける時間(1時間弱)は前月と変わらず。
AIのクイズでちょっと遊んだとき、予想以上に面白がっている自分に「こんなことで?」と驚いた。独りだし、試験を受ける訳でもないし、ただ黙々と読んでノート書いての繰り返しで、どこかで退屈しているところがあったのかもしれない。哲学自体は面白いのだけど、独学の過程にメリハリがないというか……。長く続けるためには自分で自分を面白がらせる工夫をしていく必要がありそうだ。