![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/142640403/rectangle_large_type_2_a21008b5124d1ed20d15e4a72888c831.png?width=1200)
Photo by
uranus_xii_jp
〈わかりそうな本〉と〈頑張ればわかるかもしれない本〉ばかり読んでしまう
でも本当は〈わからなさそうな本〉にも〈わかりっこない本〉にも読んでみたいものがたくさんある。
そういう本に対して、ずっと「私にはまだ早い」とか「買っても全然わからなかったら勿体ない」とか思って我慢していたけれど……読みたければ読めばいいのかもしれない。
美術や音楽や映画には、「わからないけどなんか好き」なものがある。
いや、よく考えたら小説にも詩歌にもある。
ならそれ以外の本でだって十分に起こり得る。
それらの本を「読んでいい」と自分に許すことが、読書をもっと自由にする最初の一歩のような気がする。
ただお財布に余裕がないので、よっぽど強い動機か、これは好きだろうという確信がないと買うのは難しい……まずは図書館に相談だ。
以上のことは、小津夜景『ロゴスと巻貝』(アノニマ・スタジオ)を読んでいたら浮かんできた。まだ途中だけどとても面白い。
いいなと思ったら応援しよう!
![紙牛](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/140205912/profile_1ca9e6cc399ccb51abfede1d6c3508fc.jpg?width=600&crop=1:1,smart)