マーケテイングで最も大切なことは
「あなたがマーケティングを実践する上で最も大切なことは何ですか?」と聞かれたら、どのように答えますか?
「良い商品を作ること!」
「SNSで日々、投稿を続けること!」
「SEOを意識して情報を発信すること!」
いずれも、マーケティングをしていく上で、やらなければいけないことに間違いはありません。ただ、それって、最も大切なことだと言い切れますか?今回は、マーケティングをする上で最も大切で、全ての活動のベースになることについてお話します。
そもそもマーケティングとは?
マーケティング(英: marketing)とは、企業などの組織が行うあらゆる活動のうち、「顧客が真に求める商品やサービスを作り、その情報を届け、顧客がその価値を効果的に得られるようにする」ための概念である。また顧客のニーズを解明し、顧客価値を生み出すための経営哲学、戦略、仕組み、プロセスを指す。
Wikipediaより
ここに、マーケティングって何かということが書かれているのですが、多くの方が、「顧客が真に求める商品やサービスを作り、その情報を届け、顧客がその価値を効果的に得られるようにする」という太字部分を意識しているんですよね。
本来であれば、「顧客が真に求める商品やサービスを作り、その情報を届け、顧客がその価値を効果的に得られるようにする」の部分に注目するべきなんです。
「いやいや、そんなことは知っているし、、、」という方、本当にお客様のことを理解していると言い切れますか?
お客様が真に求めるものを追求しきって、お客様がどのように情報を集めているかを知り、どういう価値を得たいと考えているかを知っていますか?
そして、あなたが知っているというお客様像というのは、あなたの想像ではありませんか?何人かと話した中で、創りあげられた架空の人物ではありませんか?
もし、全て知っていると言い切るのであれば、「SNSはTwitterがいいですか?それとも、インスタですか?」という質問は出てこないはずですよね。だって、お客様のことを知っているのですから。
お客様にインタビューをしていこう!
本当にお客様のことを知るためには、何人もインタビューをしていくことが重要です。何人もの簡易インタビューの答えを合わせて想像上のひとりを作っていくのではなく、ひとりひとりのインタビューの答えに向き合って、その人に向けたサービスを作り、情報発信をしていきましょう。
「商品を買った方には、いつもアンケートを行っています」という方もいらっしゃるでしょう。そのアンケートは、どのようにマーケティング活動に活かされていますか?
アンケートそのものを否定するわけではありません。お客様の傾向をつかんでいくために、アンケートは実施した方がいいでしょう。
でも、多くのアンケート回答は想像の範囲を超えるようなものはなく、マーケターが今の施策をやっていて良かったという裏付けくらいにしかならないのではないでしょうか?
マーケティングが上手くいっていて、売上も好調なのであれば、それでもいいでしょう。
しかし、マーケティングがうまくいっていなかったり、コロナ禍でサービスに変化を持たせないといけなかったり、新しいサービスを作っていくようなときには、アンケートではなくインタビューをしっかりと実施していきましょう。
お客様ひとりひとりと向き合っていく中で、新たなヒントが得られるかもしれませんよ。
「つなぐみらい」のマーケティング勉強会のJISSENでは、お客様インタビューの大切さだけでなく、実際に、どのような内容の質問をして、新たなお客様獲得のヒントをつかめる実践的なインタビュー法を紹介しています。
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