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忘れ物が多い子ども vs 「うっかリスト」
小2+小4の2児の子どもをシングルで育てているワーママ・ちゃんあ〜です。自身の子育てやキャリアについて思ったこと・悩んだことを、あ〜だこ〜だと自分の視点で考察したことを書かせていただいております!
今日はまた、「私の小2の息子の話を聞いてくださいシリーズ」の「忘れ物」についてです!
子どもの忘れ物が多い理由は?
小学生…とりわけ「男の子」のお子さんがいる保護者の方は、忘れ物について悩まされた経験が多いのではないでしょうか。
我が家は上のおねーちゃん(現在小4)が、そこそこ忘れずに生活できるタイプだったので、そのギャップもあり、下の小2の息子の忘れ物の多さに悩まされ続けています。
声が枯れる…を通り越して、喉がちぎれそうです。o(`ω´ )o
子どもの忘れ物が多い理由については、
持ち物を把握していない
把握しているけど脳の中から抜け漏れる
時間がなくてうっかり…
などなど、諸説ありますが、我が息子の場合は、「1」からの「2」…です。
つまり、
STEP1. そもそも把握してない。
STEP2.「これを忘れずに持っていきなさい!(親に怒られる)
STEP3.「わかった」と答える
STEP4. しばらくするとSTEP3までを忘れてSTEP1.に戻る
…の無限ループ。
こんな日常生活なので、そりゃー喉がちぎれそうになりますよね。(;´Д`A
喉がちぎれかけても、「暖簾に腕押し」ムードが収まらないので、一つ一つ、対策を考えてみました。
「宿題をちゃんとやって先生に提出する」に挑んだ事例
小学生の日常的な忘れ物のの中で、最も罪が重いのは「宿題」ではないでしょうか。
確信犯的な犯行だとすると、担任の先生をイライラさせるというご迷惑をかけてしまう可能性も高しっ!!
先生が宿題忘れに対してイライラしなかったとしても、結局子どもがその単元を習得していないと、先生が2度3度説明しなければならないことになり、これもご迷惑っ!
なんとかしたいものです。
「そもそも把握していない」への対応の理論
息子が帰宅して後、「すぐに宿題やりなさいよ」と声をかけると、「宿題がなんだったか忘れた」と言います。(このヤロ〜!!💢)
「把握していない」のは、「把握するメリットがない」からではないだろうか。
と、私は思いました。
息子は宿題を忘れて先生に注意されてもケロッとしています。
なんなら「忘れてしまいましたごめんなさい明日は絶対に気をつけます」という言葉を、先生の言葉に被せる形で、句点なしの呪文のように言い放っているらしいです。
宿題忘れに対抗する呪文かっ!!!o(`ω´ )oぷんぷん
怒り…と、つい笑いが込み上げてきます。
「宿題を忘れると制裁を課す!」を試してみた
さてさて。(^^;
では、「宿題を忘れずにいることにメリットを感じさせるには?」、言い換えると、「宿題を忘れるとデメリットが起こる状況にするには?」を考えてみました。
「先生に叱られる」「ママにママの喉がちぎれそうになるくらい怒鳴られる」、は、彼にとっては全く効果がないと分かっているので、
彼が3度の飯より楽しみにしている「youtube動画視聴」をやり玉に上げることにしました。
「宿題をちゃんとやって先生に提出しないと、その日はyoutube無しにします。」
最初はそこそこ効果がありましたが、1週間と持ちませんでした。(To T)
忘れた日に制裁としてyoutube無しになっても、youtube以外のアナログな遊びを嬉々としてやり始めました。
このやろー!!と思い、その遊びも禁止してみました。
すると、「お小遣い(彼の貯金箱に入れているコイン)を数えよう」と言いながら、コインを床に並べて…
なにやら20〜30分コインに向かって何かブツブツ言っていました。
「いつまで数えてるの!?とっくに数え終わってるはずでしょ?」と声をかけると、
渋々、コインを貯金箱に戻し始めました。
戻しながら、、、耳を疑うようなことを呟いているのをもれ聞いてしまいました。
「いや〜…まさかあの勝負で5円玉さんが勝つとは思わなかったよ。」
えっ!!!!!!!∑(゚Д゚)
何かの戦いの設定で、コインを使って遊んでいたようです。。。
息子には「モノを取り上げる」「活動を禁止する」と言うことも、暖簾に腕押しだとわかりました…・:*+.\(( °ω° ))/.:+
「うっかリスト」を作ってみよう
制裁が通じないことには心底がっかりしましたが、「むしろ何もなくても想像を超える方法で遊べるのがすごいな」と思ったので、制裁とは別の方法を考えてみました。
それが「うっかリスト」です。
思い出すタイミングを増やすためのリスト
忘れ物が多い人は、ワーキングメモリーの容量が少ない可能性があります。
覚えておきたいことを覚えておくために有効なのは、「思い出すタイミングを増やす」ことです。
「うっかリスト」は、忘れちゃいけないことを書いておくリストで、こまめにそのリストを見るという習慣さえ身につければ、自分の脳内のメモリが少なくとも、「うっかリスト」が外部メモリの役割を果たす仕組みです。
これは、脳科学的にも有効であると証明されている方法で、子どもだけでなく大人のうっかりさんにも絶大な効果があるようですよ。
連絡帳をうっかリストとして活用しようとしたら
とはいえ、我が息子に管理しなければいけない持ち物をさらに増やすことはナンセンス!
そこで、いつも必ずランドセルに入っているはずの連絡帳を「うっかリスト」として活用してもらうことにしました。
その日の夕方…帰宅した息子に聞きました。
「連絡帳に忘れちゃいけないことを書いてきたよね?」
息子の驚くべき返答は、、、
「あ!!!!学校に連絡帳を忘れてきた!!」
・:*+.\(( °ω° ))/.:+ミラクルっ
…そして、いたちごっこは続く。
あ〜。noteに書いたらスッキリしましたし、こうやって言語化して振り返ると、不思議と怒りが笑いに変わりますねっ。
本日も最後までお読みくださりありがとうございます!
もし、これを読んでくださったあなたが忘れ物が多いお子さんのいる保護者であったら、一緒に笑ってガス抜きしましょう〜。