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すっぱいは三部作で一区切り、そして米

小麦粉全粒粉とライ麦粉で起こした天然酵母、通称サワードゥで作るパン。

1回目はサワードゥブレッド。発酵時間のとりすぎで過発酵となり、ふくらみも弱く、なおかつ一切れ食べたら口の中に強烈な酸味があふれてとても食べられたものではなかった。

一見おいしそうに見えて、ところがどっこいすっぱいのなんの


2回目は、サワードゥカンパーニュ。1回目の反省をもとに発酵時間だけは注意を払ったおかげで、酸味も抑えられて天然酵母の複雑な旨味を味わえる一品に仕上がった。

見た目もまあまあ。なかなかおいしい


そして3回目のチャレンジは、ライ麦粉を20%配合したサワードゥライ麦パン。酵母の力が少し弱っていたせいで発酵に時間がかかってしまい、2回目よりは酸味が強くなってしまったが、食べる分には問題ないレベルでの仕上がりとなった。

見た目はなんだか虫っぽい

サワードゥでのパン作りは、酸味をコントロールできるようになるのに何度か経験を積まないといけないということを思い知った三部作だった。

本当ならもう少しチャレンジを重ねた方がいいんだろうけれど、新しいことをやりたがりな性格がむくむくと頭をもたげてきたため、サワードゥはここで一旦休止。

次にチャレンジしたくなったのは、日本の心、「米」。

日本には日本人の口に合うように、お米で天然酵母を起こしてパンを作るという独自の製法がある。

よく知られた木村屋の酒種あんぱんの「酒種」こそ、お米と米麹で起こした天然酵母のこと。

酒種を使うと、もっちりしっとり、甘酒を思わせるほのかな甘みのあるパンができあがる(らしい)。

ということで、次は酒種パンに挑戦します!

次の三連休には、と思っていたんだけれど、酵母を起こすのに5日間はかかるのでちょっと間に合わなさそう。さいわいその次の週末も三連休なのでそこでは酒種パン第1号を作ります。

天然酵母の世界に踏み込むと、少し大変だけれどパン作りの幅は大きく広がり、通常のインスタントドライイーストでは作ることのできない深い味わいのあるパンを作ることができる。

さて、次はどんなおいしいパンができるんだろう。とっても楽しみ。

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