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規格外品だから美味いマヨネーズ

今は包丁が持てなくなってしまったのでしばらく離れてしまっているが、以前はよくキッチンに立っていた。10代から20代をほぼ外食で過ごしてしまったせいか、得意なのは、フライパンであおるタイプの料理ばかりで、しかも、本格のイタリアンというよりは、アメリカ経由で入ってきた安っぽいタイプの…という感じ。それでも、奥さんは美味いと食べてくれていたので、まぁいいかで、楽しくやっていた。

ある時、わんさかジャガイモをいただいて、それではとポテサラをつくることにして、そこで活躍してくれたのが、写真の「松田のマヨネーズ」=株式会社「ななくさの郷」さん製造。美味いんだな、これが。

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ところで、この「松田のマヨネーズ」、甘みを出すのに蜂蜜を使っているんだけれど、これがJAS規格には適合しない。マヨネーズの糖分は、砂糖でなければダメ。だから「松田のマヨネーズ」はお国の定めるところのマヨネーズとしては規格外商品というわけだ。

もちろん、ちゃんと運動させてもらている鶏の卵、出所がはっきりしている菜種油、りんご酢、北海道の無農薬牧草地を飛び回っていた蜂のクローバー蜜などでつくられている「松田のマヨネーズ」は、美味しいだけじゃなくて安全。でも、お国の方では、これはマヨネーズでさえないと、そうおっしゃる…何やら面妖な話しなんだけど。

ポテサラ、ちょっとカレー風味のペンネにツナ、ジンジャーポーク少し…あとはパンでした。まぁ、素材はいいし、松田のマヨネーズだし、なんとかなったかなと、…いい晴天の日だったと記憶している。

※「松田のマヨネーズ」で検索すると、このマヨネーズを販売されているサイトがいくつか見つけられると思う。最近は、百貨店の食品売り場でもよく見かける。甘口と辛口がありますが、唐辛子が入っているような辛口ではない。さっぱりしているという意味だと思って。

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