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私の転職体験記

改めて、簡単にプロフィール
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25歳、女
都内在住
サッカーを12年
大学時代は心理学を学ぶ
卒業後、ホテル業界に就職
過労からうつ病になり退職
現在はタレントのマネージャーをしている。
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転職をしたのは前職を3年目に入る前。
理由はいろいろです。(詳しく書いてます ⇓)

まさか3年たたずして辞めるなんて…
普通3年間は我慢では?
3年働かない何も学べない
そう思っていました。
履歴書を見られたときにどう思われるかな…
周りの人からどう思われるかな…
やはり気にして、転職をした人の話を検索しまくったことを覚えています。

活動 ① ~やりたいことは何だろう~

辞めようと決意する前から、転職について調べていました。
実は、初出勤から1週間くらいで(笑)
働くって面白いな、ほかにどんな仕事があるんだろう…という興味です。
就職活動では業界をよく調べず、アルバイトでサービス業だったし…と、なんとなくの成り行きで決めた業種と会社だったので、ほかの職にも興味がわいていました。
働き始めたことで、自分の中の世界が広がって新鮮でした。

また、前職はホテル業界でありながら様々な職に挑戦できる環境でした。
ホテルマンとしての接客だけでなく、清掃、調理、そして私は売店担当でバイヤーの業務と、施設全体の経理、人事、総務までも行っていました。

なので営業もしたし、採用面接もしたし、請求書管理までやりました。
どれも面白く、サッカーしか知らなかった私にとって社会を知るいい経験になったと思っています。

ただ転職活動をするうえでは「結局私は何がやりたいのかな?」と悩む種にもなりました。

どれもやりがいがあり、極めてみたいと思っていました。

営業職って好きなものをオススメできるの楽しいな
雑貨屋さんめぐりが趣味になったな…雑貨に囲まれて働きたいな
調理で行っていたソース絞りが好きだな…パティシエって楽しそうかも
やりたいことがありすぎました。

でも一つの仕事だけをするのは飽きてしまいそう…
そして気づいたのはマルチタスクが好きだということでした。
これは学生時代には気づけなかった、1社経験したからこそ分かった私のやりたいことでした。

活動 ② ~時間がないけど、期限もない~

私は働きながら転職活動をしていました。
学生時代の就職活動と違うのは時間がないこと、そして時間があっても活動をする元気が残っていないことでした。

業務量は減らない。
帰ったら、寝たい。
休みの日は、休みたい。
これでは転職活動が進みませんでした。
でも…
余裕があるときに自分のペースで進めればいいや。と思い始めます。

学生時代の就職活動には期限がたくさんありました。
〇〇会社のエントリーシートは〇日〇時まで、〇〇会社の課題は〇日〇時まで…もっと言えば、就職は大学4年の夏までに決まっていないと…と限られた時間の中で履歴書を書いて、面接に行って…を繰り返していました。
期限に追われて考えを深めることも、よりアピールする方法を考える余裕もありませんでした。

でも転職活動はというと、企業のHPから募集要項を見ると期限は特に決められていない、定員になり次第終了の印象。
つまり、履歴書は送りたいときに送ればいいし、現状働けてるから生活もできてるし、、、どうしても辞めたくなってしまったら我慢せずに辞めても失業手当をもらう手段もあるし、、、

あれ?学生時代の就職活動より余裕があるのかもしれない!と気づきました。

また、私の場合は、辞めたい思いを転職活動の活力に変えるようになります。
どうしても少しでも早く辞めたいんだ。と思うと、程よく仕事に手を抜いて履歴書制作に力を注げました(笑)
休みの日まで仕事するのをやめて、休みの日こそ転職活動をするようになります。

活動 ③ ~アピールポイントは増やしやすい~

私は、アピールポイントを増やしたいなと思った時には新しい分野の仕事に挑戦することもありました。
そうです。
私は転職する意志の強さが当時の職の意欲につながっていたのです。

学生時代はみんなが同じタイミングで就職を意識し始めるので、アピールポイントの取り合いです。
そしてアピールも似たり寄ったりなのではないかと…

転職はそれぞれが違う経験を経て、違うタイミングで動き始めるからこそアピールがしやすいと思っています。

もちろん、前職のアピールポイントがあるはずだという目で会社側は見てくるので準備は必要ですが、違う会社の話は比較的きれいに、良く聞こえるのではないかと…(私は思います。)

活動 ④ ~条件の優先順位~

私は金銭面で妥協をし、退職金が出ない会社に就職を決めました。
基本給も下がり、給与が20万ほど減っています…
(前職の給与が良すぎました…あと残業代で20万ほどもらっていたので…)

転職活動を始めた当初は条件面は同水準を求めていました。
環境を変えることへの抵抗から、できるだけ同じ条件で働ける場所を探していました。
ただなかなか見つからず、今まで好条件で働いていたことに気がつきました。
最低限の条件を洗い出してみたときに以下の条件が出ました。

正社員
職務内容に興味がある
社会保険ある
賞与ある
休みの日は休める仕事量
勤務地が関東圏内
給与は年代の平均程度
人間関係は希薄で構わない(アットホームな職場×)

前職の給与が同世代と比較して高かったこともありますが、金銭面は優先順位を下げていました。
私の場合、これと言って大きな趣味がなく、定期的なお金の使い道がなかったからです。
これが金銭面を妥協するうえですごく幸運なことでした。

もちろん未来のためにお金は必要だと思いますが、それは今後の私の頑張り次第なのではないかと思いました。
具体的に今後頑張ると決めたことは、

・毎月のお金の管理をすること
・自炊する

恥ずかしながら、今まで月の収入と支出を把握していませんでした。
将来のことを考えるとお金のやりくりの術を磨き、自分で管理できないと危ないと思い、決意しました。

まず、毎月の固定支出を洗い出しました。
家賃から保険・スマホ・サブスクまで
すると、そこまで大きな無駄遣いがないことに気が付きます。
大きな支出の心当たりはありました。
食費です。
私は食べる量が多いにもかかわらず、コンビニや外食ばかりしていました。
恥ずかしながら毎月4万円ほど…
今まで食費をだいぶ豪遊していた分、自炊を意識しようと決めます。

金銭面を妥協した転職は私が20代で現状一人の人生だからこその決断ですが、私の中での優先条件は自分のペースで働けることと職種への興味でした。

転職するにあたり、私は貯金を始めます。
月に約2万円を貯金する生活を始めました。

ゆくゆくはこのお金を退職金の代わりにしようと思っています!

活動 ⑤ ~面接は互いで相手を見極める場~

これは就職活動の時にも意識していたことなのですが、変にみられている意識をしない方がいいと思います。

私だって会社側がどのような人を求めているのか、それが自分とマッチするのか、どんな態度で面接を進めるのか見て判断するんだ。くらいの心持ちで臨むのがいいと思っています。

面接の対策は私は緊張しいなので、質問を調べたり、想定問答集を作っていました。
面接の練習ができないのが学生時代よりもぶっつけ本番で緊張しましたが、私の転職面接は全て個人面接だったので周りの人と自分を比べることなく面接ができました。
締め切りなく中途の求人を出している企業は大概個人面接だと思います。

おわりに

「会社は腐るほどあるし、世の中は万年人手不足。」
これを念頭に、力みすぎずに転職活動をすることをお勧めしたいです。

転職したことが大正解だったとは、まだ言い切れないけれど、ひとまず今は落ち着いています。
何が一番大切なのか、自分なのか?お金なのか?今まで築いてきた関係や地位なのか?
優先順位も判断もその時で変わる気がしているけれど、その時の感覚を大切に、”普通は〇〇〇”にとらわれすぎないことが大切なんじゃないかと思っています。

あと、あまり生き急がない方がいいなと…
復職前にもう少し自分の回復に時間を与えればよかったとちょっと後悔しています。
元気がない時はしっかり回復を待った方がいいし、頼れる制度や人は頼った方がいいです。
制度は余裕がないと調べたり使ったりできないので、元気なうちに相談に行く場所だけでも調べておいてくださいね。


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