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「捻くれた幼少期を過ごすとこんな大人になる」

他人と話すのが何より苦手だ。いつも周囲の人たちの言葉に俯き、この場から逃げ出す事ばかりを考えていた幼少期。

特に小学生低学年の記憶が曖昧である。人と交わることが不得手な上、輪の中で主役になるなんてことはなかったのだから。いつも周囲から一歩下がり、体全体に保護色を纏い存在感を消し去っていた。常に人の顔色を窺い、自己主張など一切試みない捻くれた子供時代であった。人見知りというレベルを遥かに超越しており、担任の先生を困らせていたようだ。

そんな幼少期の話をすると「今と真逆ですね」と言われるが、心の中で「そんな急に変わるもんかいな」と呟いている。

しかし問題児であった幼少期の人間観察が大人になってから開花することは夢にも思ってもみかなった。開花したかはよくわからんが。他人に褒められた事もないし。

人間観察は電車に乗っている時が楽しくてしょうがないのである。読書しながら文庫本を突き抜けるほどのキラキラとした眼差しで人間観察をするのが日課のように根深き染み付いている。これに対しては自分のことながら非常に気持ち悪い習慣であり、不愉快あり、愛すべきところでもあると感じている。

「この人はこんな事を言いそう」
「そんなことするのか」
「それはあかんやろ」

関西人的な視点をフル活用した頭の中での妄想があれやこれやと止めどなく駆け巡ることをやめないのである。

人間観察の中で譲れないことがある。乗車マナーがよろしくない人にはお仕置きを与えるシーンを妄想して懲らしめていることだ。

満員なのに足を組み広範囲にエリア拡大を目論む人に対しては、プロレス技の四の字固めをきめるのだ。ギブアップしても許さないのである。また立っている人がいるのにもかかわらず、荷物を座席に置いたり、席を詰めない人に対してはスパイダーマンのように指先から蜘蛛の糸を大量に放出し、ぐるぐる巻きにした上で網棚に上げてしまうことに決めている。今までたくさんの人々を網棚に横たわらせて来た実績がそろそろギネスブックに認定されてもおかしくないほどの功績だと自負しているのである。

〜パンくずよりも小さな事をカタルヒト〜

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