【整理】外国語の勉強について思うこと
こんばんわ('◇')ゞ
私は今まで、英語、ポーランド語、中国語(広東語)の勉強をしてきましたが、中川家の韓国語をしゃべる大阪のおばちゃんのネタみたいに、ネイティブになりきる事って、外国語の習得に関して大切な事だと思っています。
基本ぐーたらな性格なので、ポーランド語は留学中、広東語は会社の研修制度で香港にいた時しか勉強をしてませんが、英語は大学入ってから今まで不思議と続けられています。高校時代のセンター模試で英語は最高120点しか取れなかった私ですが、今はTOEICで大体800点後半ウロチョロで、英検準一級にも合格できるようになりました。外国語を習得する上では"言語のリズム"と"なりきる事"を意識する事が大事だと思っていますので、思考の整理も兼ねて少しまとめてみました。
リズムを掴む
まず最初に、最低限の文法や単語の勉強は絶対に必要だと思ってます。でも、ある程度の基礎が身に付いた後は、"言語のリズム"に注目して学習することで、「読む」、「聞く」、「話す」の能力をバランスよく向上させる事ができると思います。
言語のリズムを掴む為に、私は音読、シャドーイングを続けてきました。英語の教材は、TOEICの練習問題、CNN English Express、TED Talkの動画などを使っています。CNN English ExpressとTED Talkに関してはネイティブスピーカーの発音だけでなく、ノンネイティブの発音にも触れる事ができます。インド系の話者のインタビューなどを聞くときは、カオスな感じになりますが、もはや英語については世界の共通言語なので、ネイティブの綺麗な発音以外にも慣れておくことって重要だと思います。
残念ながら毎日勉強はできていないのですが、いつも私は一つのスクリプトに対して音読x3、シャドーイング0.75倍速x2、通常スピードx2を基本的に行うことにしてます。
音読の前に、スクリプトを見ながら音声を1回聞きます。その時に、文章が切れるタイミングや話者の息継ぎのタイミングなどで"/(スラッシュ)"をスクリプトに書き込むようにしてます。そうすることで、よりリズムを掴みやすくなるからです。
また、何となく英語が頭に入ってこない時は、ディクテーションをシャドーイングの前にします。ディクテーションをすることで、話者の言葉一つ一つの音にめちゃくちゃ集中する事ができるので、耳が慣れてきます。私はディクテーションをすると言葉が頭の中に染み込んでいくような感覚になって、その後のシャドーイングもスラスラ発音しやすくなります。
ただ、すごく疲れます。。。
できる自分になりきる
最後に、その言語のネイティブスピーカーになりきって話す事の大切さについては、TED TalkでAmy Cuddyさんの"Your body language may shape who you are"というプレゼンテーションの中で、
という言葉がまさにそうだな、と考えさせられました。プレゼンテーションの内容は言語学習に関係ないのですが、パワーポーズという自分を大きく見せるポーズをとる事で、その人の不安やストレスホルモンが減少して、自信を持てるようになる、という心理実験のお話です。
言語学習に限らず、それなりに時間をかけて努力をしてきた事で成果を出さないといけない時、"上手くやれる自分"になりきれるスイッチを持つことで、小さな成功体験を積み重ねる事ができ、結果的になりたい自分に近づくことができるだと思います。
外国語の学習はコミュニケーションスキルの向上だけでなく、新しい視点に触れたり、より多くの情報を取り入れる事もできるようになります。
外国語の勉強を始めると最初は文法とか基礎的な単語の暗記とか、地味な事に時間を割かないといけないのは事実ですが、ドラマを字幕で見る、洋楽を歌うといった"音"にもっと注目した学習方法に重点を置くと意外と続けられるのかもしれません。
最後まで読んで頂きありがとうございました!