見出し画像

\ 実験 / ココアパウダーを入れるタイミングで生地は変わる?


〜シリーズ化したいなぁ〜

実験してみた💡

チョコ生地を作るとき、
ココアパウダーを入れるタイミングによって
仕上がりは変わるのか!?

何日か前に、Instagramで
ココアパウダーを使うときの
注意点について書きました!

まだ見てない!って方はこちらから☺️


〜実験内容〜

【目的】
①ココアパウダーを初めから入れて捏ねるver.
②先に生地を捏ねて、バターを入れる
 タイミングでココアも入れるver.

ココアを投入するタイミングで
生地に違いが出るのか検証します!

【材料】(ベーカーズパーセント)
強力粉100
砂糖18
塩1.4
インスタントイースト2
全卵10
生クリーム5
水50
無塩バター10
ココアパウダー6

【製法】
ストレート法

(捏ねる→1次発酵→分割・成形
 →2次発酵→焼成)

〜実験①〜

(左上)
バター以外の全ての材料を一緒に捏ねていく!

(右上)
まとまったけど、まだまだ艶がない🤣

(左下)
めちゃめちゃ頑張って捏ねました!!
 (40分くらい🤧)
やっと膜が張るようになったけど
なんか固いかも…?

(右下)
バター投入後。
なんとかいい感じになりました◎


〜実験②〜

バターとココアパウダー以外の材料を
先に捏ねていきます!

10分かからないくらいで
膜が張る状態に😍


ここから、バターとココアパウダーを
入れていきます。

パウダーのままだと捏ねづらいので、
ココア6g、バター3g、お湯9g
を混ぜてペースト状にしました!


(左上)
さっき捏ねた白い生地に
バターとココアペーストを入れて捏ねていく!
 (入れ方きたなくてごめんなさい笑)

ココアが入った瞬間から良い香り🤤

(右上)
下にマットを敷いてるとはいえ
ココアでベチャベチャになって
心が折れかけました🥲笑

(左下)
案外すぐまとまってきたので心が復活✨

さっきまで膜が張っていたけどココアを
入れたことでまた切れやすくなりました。
しっかり捏ねていきます!

(右下)
結局15分弱捏ねていい感じになりました◎


〜結果発表〜

【実験①】

捏ね時間が長くて大変でした、、

努力の甲斐があってか
焼き上がってすぐはしっとり☺️

(中にひとくちチョコを入れて焼いてみた🍫)


なんとなく
焼き上がったあとのパンが
ずっしりしてて重い感じ…?

怪しい気配です…

案の定(?)
翌日にはカチカチになってしまいました🥲

もっと捏ねたら
よかったのかもしれないけど…

当日中に食べるならアリかなぁ。

【実験②】

1回目よりも捏ね時間が
短縮できて嬉しい🌟

(こっちはチョコカスタードを入れて焼きました🍫)


しっとり感が増しました!!

いい感じ。

丸1日経ったものも食べてみると……


しっとり!!✨

翌日もちゃんと美味しかったです◎◎

〜考察〜

そもそもバターを後入れしているのも、
バターにはグルテンの繋がりを
邪魔する働きがあるため!

だから初めから一緒に捏ねてないんです。

ココアパウダーにも実は
グルテンの繋がりを邪魔する成分が😳 

(脂肪分が含まれているんです!)

ということで、
最初にある程度生地(グルテン)を
作っておいて後からバターとココアを
入れるほうがしっとり
&捏ね時間も短くなりました◎
 

シリコンマットなら洗えばOKですが、
木の板なんかで捏ねている方は、
ココアがもしかしたら下に
移ってしまうかも…😭

(コーティングしてあるから大丈夫
なんですかね??木の板がうちにはないので
分からず…すみません🥲)



結論!


下のマットが一瞬ココアだらけに
なるところだけ乗り越えられれば(笑)
2つ目の作りかたをオススメ
したいと思います🥰


材料が一緒でも入れるタイミングとか、
捏ね時間とかで別物になったりするんです😳

パンって奥深いですよね…!

(もっと美味しくなる作り方があるかも
しれない!ということで、実験はつづく🚶‍♂️)

今回使ったココアパウダー☟


パン用シリコンマット☟


いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集