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他人事を自分事にして考えると答えは出ますが、それは自分事を解決する答えです。他人が自分事として考えて、答えを出さなければ他人事は解決できないのです。今日の写真はバッテラ寿司とそうめんです。
他人事だからと高みの見物を決め込んで見ていると火の粉が飛んできて火傷をするからと火中の栗を拾うが如く自分の事のようにして解決しようとしても、お互いに大火傷をするのです。
他人が自分で答えを考えて、協力してください。助けて下さいと方法を示せば誰も火傷する事なく問題は解決していたのです。
問題の答えは、問題を理解している人でないと間違った答えになるのです。
他人に寄り添っても他人は他人です。他人と一体化して自分と他人の区別がなくなった時に自分事として考えて解決する答えが出てくるのです。
他人が家族となるのです。
最近、壁という概念を持てば説明しやすいと気づきました。
家族といえど壁はあるのです。壁が薄く、低く感じても、乗り越えてはいけないのです。
悩み事は、壁です。壁は壊してはいけません。乗り越えてもいけないのです。覗き込んでもいけない。感じることで答えに気づくのです。何を感じるのかは学びの深さと幅の広さで変わってくるのです。
なぜそう感じたのかを考えてみましょう。疑問に思うことが学ぶ原動力です。
なぜ?
生きることに焦っている。イライラしているのはなぜなんだろう?
自問自答しても答えは出てきません。くるくる、くるくる、くるくる、ループするだけです。
目的どころか通過点も見いだせていないのです。
楽しく無いのです。好きな事をすれば良いのですが好きなことがわからないのです。好きなことではなくできる事をしているのです。
老人になって好きなことをする時間ができました。最低限の食べていく手段は確保できています。いざという時はなんとかする実力は身についています。自信を持って生きていけるのです。
まったく仕事をしていないわけではありません。仕事ですから給料が出ます。ですから贅沢をしなければ、お金に不自由はしていないのです。
情報処理が好きです。中学校から鉱石ラジオを作ったり、テレビを分解したりして電気回路に興味があって工業高校の電気科に進みました。すぐに働くために手に技術を持ちたかったのです。アルバイトをしながらできるクラブ活動が情報処理部でした。プログラミングに取り憑かれて四六時中コーデングしてはパンチしてコンピュータと遊んでいました。
会社も電子計算センターでオペレーターからプログラマーそしてシステムエンジニアと進めていき、好きな仕事に没頭していたのです。
身体を壊して退社して、他の職業をしたのは情報処理以前の問題で行き詰まったからです。年上の部下はいらない。低学歴は作業員しかできないという偏見。下請けの下請けは低賃金という事実。
食べていくためには職業を選んでいられません。勉強する時間も体力もなくなったのです。そして作業員としての仕事が最後の仕事になったのです。
自分の好きなこと。情報処理技術の習得とそれを証明するための国家試験の合格が通過点を決めることになったのです。残りの人生は自己満足の人生で良いと思うのです。
他人の幸せは奪わないをモットーに壁は壊さない、乗り越えない、覗かない。そして、思いやり、心配り、気づかいに気づくことで壁は薄く、低く、感じやすくなるのです。
締めのことばが決まったところで今日はこの辺でお別れです。
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