真夜中2時のエッセイです。夢物語
夢物語ですから目が覚めたら消えてしまうのです。目を覚さずに無我夢中、一心不乱にすることによって達成できたと思ったら目が覚めて現実に戻るのです。
物事に集中することは良いと言われていますが、本当にそうでしょうか?
集中するとそれ以外のことに気づかないのです。
本当に集中したいのであれば集中できる環境であることを確認しましょう。
わたしはどんな環境であっても一つのことに集中してしまう欠点があります。
声をかけられても気づかない。見えない。無頓着になるのです。
集中することは太陽光線を一点に集めて黒く色付けした紙に火をつけるレンズと同じです。自分は何も変化しません。集中しないで受け止めると自分のものになります。
太陽光線を全身に浴びると体は暖かくなり、周りを見渡せば花や生き物が活動していることに気づきます。光を光として受け止めるとそこに気づきがあるのです。
突き詰めることはそのものに集中することになるのです。集中するとそれ以外が省かれてしまって総合的な判断ができないのです。
集中の反対は拡散です。どちらも弊害があります。そのまま素直に受け止める。偏向レンズ、色眼鏡、フィルターで見ていませんか?
そのまま見る、フィルターを使っていると意識する。
集中していると意識する。
悪いこととは意識しないですることです。自分で行ったことの責任を持つべきです。