気やすめなんかいらない
気安めとは一時的に問題を解決する事で根本的な解決にはなっていない事です。「うけたまわりました」「とりあえず」「とうめんは」などの応答で本当の解決になっていないのです。
本当の解決への道筋が見えないからです。問題の解答を先送りする事が解答だと思っているからです。
今、答えが出せないのならば道筋を示すべきです。解答を得る為の道筋です。その道筋は間違っているかも知れません。その道筋が正しければ答えを得る事ができるのですが間違っていると気づく事ができれば訂正すれば良いのです。
目的は正しい答えを得る事なのに道筋を守ることに固執するから正しい答えから遠のくのです。長く歩いていると目的を忘れて迷う事があります。
問題意識もなく、迷っていることにも気づかず、「幸せ」だと思うのは「気安め」です。迷っていることに気づいては、なかったことにする「気安め」はいらないのです。
根本的な解決とはどのようなことでしょうか?
自分が生まれてきた理由を知りたいのです。
「いくら考えても答えなど出ないから無駄な事はやめておけ」と言うのは気安めです。
私は解答する道筋を示す事ができます。それは「気休めはいらない」といつも真剣に考える事です。
快楽、休息、楽しみが一時的な「気休め」だと気づく事です。
経験から学んだ事は智慧となって生かされるのです。
人間関係は人生そのものです。
人と人を繋いでいるのは心です。
心は安定していません。
安定していない心を安定させる事はできません。安定していないと認めることから始めましょう。「気休め」で心は安定していると勘違いしているのです。
「気安め」と「気休め」は同じ意味です。
問題意識を持ち、その解答を即時に出せる「智慧」を得たいのです。
心を学ぶことが「自分がなぜ生まれてきたのか」の答えを出す道筋になると思っています。
「思いやり」は人にしかできない心の動きだと思うのです。
戦いで勝つことを目的に作られた思想で今の世の中は動いています。
戦いで負けないが勝たない思想がこれからの世の中には必要だと思うのです。日本の思想は負けた事によって勝つことを優先する社会になってしまったのです。
勝たない、負けない、比較をしない、戦わない、バランスを崩さない。
対立する二極化をバランスの良い三極化にする事が戦わない社会にできるのです。ソ連はバランスが崩れてロシアになったのです。強いロシアになる為にウクライナに侵攻したのです。西と東の二極化のバランスが崩れたのです。三極化への道は中国が握っていますが、中国はロシアと仲が良いですから世界戦争へ近づいたのです。
日本が中国と仲良くなって第三勢力を作らなければいけなかったのに侵略したことになったのは戦って勝つ事が目的になってしまったからです。
中国が戦わず、負けず、勝たない思想を持ってほしいのです。
土地が境界線で争い事が起こるのはこれからも変わらないと思います。
力のバランスを取る事が争い事を防ぐ方法です。対立する事があればそこにもう一つ加えてバランスを取るのです。三角はバランスが崩れにくいのです。対立で悩んだ時はもう一つ加えて安定させるのも良い手です。
ウクライナ、ロシアの戦争はウクライナの中立化で治れば良いのですが東側が手を出せば長引く事になるでしょう。
気やすめの解決などいらない。