atama plusにjoinして印象的だった4つのこと
こんにちは!パンダ大好きエンジニアの宮原です。
先日、パンダの双子の赤ちゃんが無事に生まれましたね。
\めでたい/
さて、ワタクシ2021年6月1日にatama plusというEdTechのスタートアップにjoinしたのですが、joinから1ヶ月を経て色々と印象的なことがあったので、主観的にまとめてみました。atama plusのことが気になっている方の参考になったら嬉しいです!
入社した経緯
きっかけは、以前一緒に働いていた人からの紹介でした。声をかけてもらうまではatama plusのことを知らなかったのですが、「この人が良い会社と言うならきっと良い会社なのだろう」と、オフィスへ遊びに行ったり、採用イベントに参加させてもらったりしました。
お話した社員の人たちとは「雰囲気が合いそうだなー」とか、
代表の会社紹介を聞いて「ミッションに共感できるなー」とか、
「オフィスおしゃれだなー」とか思っていたのですが、
プロダクトを触らせてもらった時に、「このプロダクトが自分の学生時代に欲しかった!」と強い衝撃を受けました。
今から歴史を遡って、学生時代の自分に「これを使いたまえ!」と言うわけにはいきません。とはいえ、本当に多くの人にこのプロダクトを活用してもらいたいと思いましたし、このプロダクトなら本当にMissionを実現できそう!と強く思い、joinしたいと思うようになりました。
どんなプロダクト/会社なのかについては、直接触ったりお話聞いてもらうのが一番ですが、まずはチラ見してみたい!という方はぜひ以下の資料を御覧ください。
印象的だった4つのこと
1. Mission、Values、Cultureをすごく大事にしている
何より一番印象的だったのはこの点です。入社前に採用資料を読んだり色々お話を聞いたりして、雰囲気も環境も良さそうな会社だな、と思いつつも、スタートアップだしそうは言っても…というところもあるんだろうな、と思っていました。
しかし実際に入社してみて、入社前に感じていた期待やワクワクは裏切られませんでした!特に、「MissionやValuesに共感する仲間」を大事にする点については、本当に妥協していないんだな、と感じています。
入社後に参加したとある全社ミーティングで、会社のフェーズによって一緒にやったり分業したりしている中で、分業することを「背中を預ける」という表現をしていることがありました。
各メンバーへのMission共感度の高さや、Mission実現に向かって自律的に動けることをお互いに信頼できているからこそ出てきた言葉かなと思い、こちらも印象に残っています。
最近公開された以下の記事からも、「背中を預けている」を感じ取っていただけるかもしれません。
また、入社前に、atama plusはニックネームで呼び合う文化があるよ、と聞いていました。はたしてどれくらい浸透しているかと思っていたのですが、感覚的には95%くらいはニックネームで呼び合っているのではないでしょうか(一部、元から知り合いだった同士が本名で呼んでいたりします)。ニックネームで呼び合う文化の会社にjoinするのは初めてだったので、ここまで浸透していることにびっくりしました!
実は、入社前にニックネームで呼び合う文化があることを知り、(雑に言うと)うぇーいな雰囲気だったら自分には合わないかも、とちょっとドキドキしていたのですが、実際にはニックネームで呼び合いつつも、適度な(大人な)距離感がちゃんとあって、一安心でした。
一方で趣味が合う人同士は部活などで色々盛り上がっているようです。私は餃子部に入部しています🥟コロナ禍でまだ部員と食べに行ったりはできていないですが、餃子部チャットにはお取り寄せ餃子の情報が投稿されたり新規参画者からお気に入り餃子屋さん情報がもたらされたりと、餃子欲と餃子ナレッジを高め合う活動が展開されています。
(餃子部は2021年7月28日現在で部員50名!すごい!)
こういった文化や活動が、Valuesの体現につながっているのかな、と日々感じています。
2. 入社後の支援体制が手厚い
オンボーディング(入社時の社内研修)をはじめ、入社後の支援体制がとても手厚いな、と感じています。
全社のオンボーディングでは、基本的な会社の労務や経理のガイダンスはもちろん、代表からMission、Valuesについてのお話があったり、「atama+ culture code」(Mission実現に向けて大切にしているValuesを精緻に言語化したもの)を読んできて好きな一文を共有し合う会があったり、職種を問わずシステムのコア部分の説明やドメインの説明があったりと、ここでも全社でMission、Valuesを本当に大事にしていることが伝わってきました。
オンボーディングの中で、自律的に動くことが求められる旨の説明がありました。「もしかしたら皆職人みたいな人で、自分のことは自分でやりなさい」みたいな感じなのかな…なんて思ったのですが、全然そんなことはありませんでした。むしろ困っている人がいたら(新規入社者に限らず)積極的に声をかけてもらえるような環境でしたし、資料の改善点やプロダクトのジャストアイディアまで、些細なことでも気が付いたことについては丁寧なフィードバックが飛び交っています。
開発組織のオンボーディングでは、いくつかのドキュメントに加えて、なんとシステム構成やデータ構造についての解説動画がありました!と言っても以前の新規参画者向けの解説を録画したもので、差分更新ができないため最新の状態との差異はあるものの、概要を掴むのにとても有用でした。最新状態との差異がどんどん大きくなってきたときのアップデート方法は今後の課題かもしれません。ドキュメントや動画以外にも、各開発プロセスや考え方について対面(オンライン)でのレクチャーも色々あり、本当にオンボーディングが手厚いなと感じています。
また、オンボーディングとは別に、既存社員とのコミュニケーションの機会もたくさん設けられています。
入社から約1ヶ月の間に、「開発組織」や「配属先チーム」の単位で7回程、歓迎会(ランチだったり夜ご飯だったり)を開いてもらいました(コロナ禍ということもあり、ほとんどリモートでした)。
集まれる人が集まって儀式的にワーーってやる感じではなく、人数上限を決めて複数回開催してもらえたので、大人数飲み会が得意ではない私も色々お話ししやすかったです。しかも毎回会社の補助が出るので、カロリーもとい栄養をしっかり摂取しましたヽ(´ー`)ノ
ご飯の会以外にも、業務時間内に既存社員と1on1〜2する枠がたくさん設けられています(1ヶ月目は30分✕24枠もあり、2ヶ月目・3ヶ月目も30分✕12枠ずつあります!)。職種問わず色々な人とお話できる機会がたくさんあり、「とりあえず話したことがある人」が社内にたくさんできるのがありがたいです。私より前に入社していた方も、「この施策のおかげでその後のコミュニケーションが取りやすくて助かっている」と言っていました。
スタートアップはどうしても「現場に放り込まれる」というイメージがあったのですが、創業5年目のスタートアップとは思えないほど、オンボーディングやコミュニケーション施策が充実していました。特にコミュニケーションについては、Mission実現に向けて大事にしているんだな、ということをひしひしと感じています。
3. 開発体制について
atama plusでは「デュアルトラックアジャイル」という開発プラクティスを採用しています。お話を聞いてみると、過去にいろいろな試行錯誤を経て現在の形に至っているようですが、今の所うまくまわっているように見えます。
(デュアルトラックアジャイルについては色々と発表資料等出ているので、興味がある方はぜひそちらも御覧ください。)
うまくまわっている秘訣は、「みんなMissionに共感しており、実現のための熱量が高い」「デュアルトラックアジャイルを回すための組織体制になっている」といったところではないかと思います。特にatama plusの組織構成は、そのフラットさにとても驚きました。
うまく回っているように見えると言いつつ、もちろん完璧というわけでも、課題がないわけでもありません。しかし、みんな理解があり、みんなで一緒に良くしていこうという気持ちがあって、今も引き続き色々と改善を進めています。
また、組織体制の考え方にもアジャイルらしさが現れています。
私の配属先の相談をする際に、「近々組織変更を予定していて、まだ検討中なので、まずは暫定的にこのチームに入ってほしい」というお話を受けました。
その際に検討中の内容もお話ししてもらったのですが、「今、どんどん組織やプロダクトの規模が大きくなってきていて、現在こういう課題が出てきている。よって、次はこういう組織体制にすることで課題が解決できないか、検証したいと思っている。」といった旨の説明を受けました。
何気ないことかもしれませんが、トップダウンでガツンと組織体制を変えるというより、課題があり、それを解決する仮説があり、その仮説が正しいかどうかを学習するために新しい組織体制を検証する、という表現が、組織についてもアジャイルな感じがあってとても良いなと感じました。
ちなみに、私の名刺には組織名も職種も記載されていません!入社時に「エンジニア」と記載するかどうかは選べるのですが、Mission実現のためにはなんでもやるぞ!という気概を込めて、「エンジニア」の記載はナシにしてみました。ただこの名刺、受け取った人はもしかしたらちょっと戸惑うかも…?
4. 開発プロセスについて
入社前に、atama plusには「現場」を大事にするカルチャーがある、と聞いていました。atama plusで言う現場とは、atama+をご利用いただいている生徒や講師の方がいる塾の教室などのことです。
大事にする、と言っても「そんなに頻繁に行けるものだろうか?」と思っていたのですが、思っていた以上にバンバン行ってます!現場を見学する時の情報共有チャンネルには、私が入社した2021年6月だけでも、41個のスレッドが立っていました。
私自身も、入社後3日目にして現場を見学させていただきました(コロナ禍のため、リモートでの見学でした)。やはり現場を観察すると気がつくことが多く、改めて現場見学の大事さを感じました。
また、開発面では、創業5年目のタイミングでデザインシステムが構築されつつあることに驚きました。
まだまだすべて揃っているわけではないし、適用されきっているわけでもないですが、ユーザ体験にとっても開発体験にとってもプラスになると思うので、一緒に頑張っていきたいと思っています。
atama plusのデザインシステムについてもっと詳しく知りたい方は、以下のリンクからどうぞ
まとめ
さて、入社してから1ヶ月が過ぎたところで、印象に残ったことをとりとめもなくまとめてみました。改めてまとめてみると、入社してみて驚いたことがたくさんありました。
やること/やりたいことはたくさんあって、大変な部分もありますが、「スタートアップだから」みたいな働きづらさは今の所感じていません。この感じ方は人によるのかも知れませんが、採用にこだわっている結果、みんなお互いにMission実現に向けて全力で取り組んでいると信頼できているからこその環境なのかな、なんて感じています。
入社前に色々な方からお話を聞いたり資料を読んだりしていましたが、3分でわかるatama plusのエンジニアに載っていた「atama plusを楽しめるエンジニア」像は、まさにその通りでした。
このエンジニア像に合致しそうという方、ぜひお声がけください!この記事では伝えきれなかったことや、逆にこんなこと聞いてみたい!などなど、ぜひお話ししましょう!
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最後になりますが、「atama plusを知る11のイベント」をオンラインで開催予定です!
およそ2ヶ月にわたり、事業やカルチャーやビジネス、プロダクト開発など、様々なトークテーマで、atama plusのメンバーが語ります📢
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