この愛をなんとよぶか

育ての親を
時間差はあるが
共になくしたみかげと雄一
彼らの間に流れる愛を、傷の舐め合いを
わたしはなんて形容すればいいんだろうか

初めて本作と出会った高校生の時は
とにかく愛、純愛だと思った
それから数年後
恋や愛の苦いも甘いも
そして現実も知った大人のわたしは
今、これを
なんて形容しようか

ただ、間違いなく言えることが一つだけあって
わたしの
人生の中で最愛の
家族がもし1人でもかける
そんな目にし難いことが起きた時に
わたしが頼る本は
まちがいなくこれだろう

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