大丈夫だよ、ゆっくり自分のペースでいけばいい🌼💫


ふらっと入った小さな街のラーメン屋さん🍜🍥
やさしいおばあちゃまと、にこにこしたおじいちゃまがお店を切盛りされていた。


わたしの祖父母は全員他界しており、もうこの世では会えないけれど、そのお店🍜🍥ではなぜか自分の祖父母に会えたような不思議な気持ちがした。


夫の手がコップに当たり、中の水がこぼれてしまった。机の上にあったティッシュで拭ききれる量ではなく
「布巾をお借りできますか?」とおばあちゃまに尋ねると


「あらあらお水こぼしたのね。気がつかずにごめんなさいね。大丈夫よ」と言って、台を拭いてくれた。


「大丈夫よ、失敗は誰にでもあるもの。心配しないで」と言いながら新しいお水を持ってきてくれた。


なんだか懐かしくて温かくて少し泣きそうになった。
ラーメンもチャーハンもおいしくて、それも泣きそうになった。


わたしが困っていたり何か特別なことができなくても、祖父母はいつもにこにこと温かかった。
わたしには過干渉ぎみの母親がおり、幼少期からずっと謎の苦しさを抱えていて、長期休みに行く祖父母の家が逃げ場のひとつだった。


自分が存在している、それだけで許される場所
頑張らなくてもいい場所
安らぎの場所


家でも学校でも習い事でも「がんばること」がデフォルトだったから、辛かった。アレルギーで肌が痒かった。


わたしはわたしのままでいいのに、がんばらなくてもいいのに、なぜかいつも追い込まれていた。


謎すぎる


もうがんばらくてよくて、のんびりと自分のペースでいいんだよ、とラーメン屋さんで思い出しました。


いつも読んでくださりありがとうございます🌼

よい1日を。

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