永野芽郁さん【そして、バトンは渡された】【御手洗家、炎上する】レポ
2日連続夜中の投稿になります
本日は久々に少し足を伸ばしておでかけしていたのですが
家に帰ってきてほんの少し休憩をと思いNetflixを覗いたら
気づいたらこの時間になっていたということになりますね
御手洗家、炎上する
をイッキミしておりました
”次のエピソードへ”のボタンが表示されるたびクリックする手を止められませんでした汗
先日
そして、バトンは渡された
という映画も拝見しましたが、そちらも大変素晴らしい作品でした
どちらも永野芽郁さんが主演の作品です
ということで、本日はこの2作品について私なりに記事をツラツラ書いていきたいと思いますので
ご興味ある方、どうぞ最後までよろしくお願いいたします
順番は前後しますが、
そして、バトンは渡された
という作品からご紹介したいと思います
まず、あらすじは
メインキャラクターが何人かいて
そのキャラクター視点で話が続いていきます
最初は、
例えれば、パズルのピースがバラバラすぎて
果たして本当に一本の映画を観ているのか、自分は…
というくらい話にまとまりがなく、時系列もぐちゃぐちゃです
ただ、不思議と映画の半分くらいの地点でなんと全部繋がってしまうんですね~
あの「やられた~」感はぜひご自身で味わっていただきたいです
私はといいますと、推測しながら観る派なので
『あ~やっぱりね』といった調子でした笑
半分で話が終わってしまうのなら後半はどう話が進んでいくのか不思議ですよね
私も不思議でした
『ここで繋がっちゃったらもう終わりなんじゃないか』と
チッチッチッ、ですね笑
真ん中からが本当の始まりなんです
構成が実に面白く、見返したくなるツボを押さえられてます
お話が前に進むのではなく、後ろに進むのです
そして前半で観ていた簡単なあらすじに色を足していくかのように
徐々にストーリーの全貌が見えてきます
また全て一気に明らかになるというよりかは
小出しで少しづつ明らかになっていくという点が
早送りや飛ばし見ができないカラクリになっているようです
正直、泣けます
涙活(るいかつ)したい方にはぜひ観ていただき作品になっています
人の想いが繊細に表現された作品です
THEハートフルといった作品です
次に演者さんは
永野さんは筆頭に田中圭さん、石原さとみさんなど
顔見知りのキャストの方が主要キャラクターを演じられています
主演級の俳優さん達もいるなか、キャラクター同士の熱量みたいなものが
喧嘩していなくとても見やすかったです
特に、石原さんに関しては主役のイメージしかないのに
サブのようなポジションでお芝居されても違和感がなかったというのは
プロなんだなと改めて実感しました
また田中さんは、私の中ではシリアスな作品に多く携わっている方でしたが
そのような雰囲気は一切なく
役に徹していた様子が印象的でした
その反面このお2人は、芝居に”節(ぶし)”というか”個性””癖”みたいなものが抜けないので
若干、他の作品ともキャラクターの立ち位置的なものが似てしまうのは懸念点ではあります
※完全に個人の感想です
描写や作り込み具合が完璧な作品でした
脚本に関しては最高傑作だと感じています
小道具や美術の点に特にこだわりを感じました
永野さん演じる優子の住まいのセットや優子の服装には世界観がぎゅっと詰まっていて目で楽しめました
観ているだけでワクワクしてしまうというか…
違和感を感じさせない俳優さん達の着こなしなどにも注目していただきたいです
さいごに、前田哲監督によって手掛けられたこの作品ですが
前田さんは、ハートフルな人情系の作品やコメディに飛んだ作品を得意とされる監督さんのような印象です
私がとても好印象なのは、どの作品にも美術作品に力を入れられてる方な点です
こだわり抜いている思いが伝わってくるような気がします笑
また必ず観返す映画に仲間入りしました
素敵な作品をありがとうございます
2つ目の作品は、本日私がイッキミしてしまった
御手洗家、炎上する
そのタイトルのように何度も”御手洗家”と”炎上”という言葉や連想されるシーンが劇中にて伺えます
Netflixシリーズの作品はこれまでハズレがないなという印象です
もちろんこちらも大変見応えのある作品でした
久々に見る俳優さんも起用されてて配役がとても面白かったです
こちらの作品は嘘が嘘を招き、嘘が勘違いへと繋がり
最終的には全て明らかになるためスッキリはします
ですが、『あ、これでクライマックス終わりだな』と安易に思い込むのはやめましょう笑
その先の先、最後の最後まで真相が分からなくなっています
結局最後まで引っ張られて、流れでポンポン観てしますような作品ですので
もちろん飛ばすや早送りは通用しないものになってます
『やられた~、よくできてるな~』と思いました
最後の終わりまで視聴者にハラハラ感、どうなるの感を
味合わせてくれます
ところどころ「ん?」と思うポイントはありますが笑
なんか話に無理矢理感ないか、とか
その演出は必要なのか、とか
そのシーンが今後に影響する伏線かと思いきやそんなことなかったり…
私的には、やや余白がある部分が気になりましたが
全体的なお話としてはかなり面白かったです
配役も完璧とは思わない点もありましたが、やはり顔なじみのある俳優さん方の演技力でかなり賄えていた部分は大きいと感じます
ある意味バランスが良かったです
お話がかなりゆっくり進んでいくため、好き嫌い別れるかもしれません
また、お話の山場が分かりにくいため場合によっては途中で断念される方もいるかもしれません
ですが、ヒール役の方含め、いろんな方向に観ているこちらが感情を振り回されてしまう程、入り込める作品となっているので
お時間ある方はぜひ一度観ていただきたいですね
正直、結末は爽快とまではいきません
ただこちらの作品も家族愛・家族とは
という点が重視されて描かれていると思います
私がオススメしたいポイントはただ一つです
劇中の永野さん演じる杏子の言葉・セリフがグッと視聴者の心を掴みます
要所要所の重みのあるズッシリとした言葉が私の心を刺しました
勇気や励みをもらえる方も多いのではないでしょうか
そのまっすぐなセリフを聞きたいがために見返す時が来るかもしれません
この作品は”言葉”に特に注目していただきたい1品です
人生どこ向けばいいか分からない人
落ち込んでる人
生きることに対してなんらかの悩みや心のシコリがある人にはきっと刺さるものがあるかもしれません
良き言葉がたくさんでした
何かに迷ったら、私もまたこの作品に戻ってきたいと感じます
素敵な作品をありがとうございます
ということでたっぷりと2作品について書いてまいりました
いかがでしたでしょうか
正直、永野さん、ナメてました汗
昔の印象しかなく、最近の出演作品を全くチェックしていなかったんですよね
彼女は綺麗ですよね
見た目じゃなくて、いや見た目ももちろん綺麗ですが…
そういうことではなくて
汚れてないというか
まっすぐ演技される印象です
だからこそ人が持つそれぞれの感情を動かせる演技ができるのかなと感じます
あんなにしっかり怒鳴れるとは
あんなに綺麗な涙を流すとは
おぉ、という迫力のある演技をするかと思いきや
今にも壊れてしまいそうな繊細な演技もされます
彼女はいろんな役に化ける俳優さんというよりかは
さまざまな感情を操れる心が化ける俳優さんなのかもしれません
彼女にとってそれがプラスに働くのかはわかりませんが
正直一視聴者としては、どの役も永野芽郁さんです
ただ、どの顔も同じ永野芽郁さんではないのが不思議ですよね
素のまんま演じられているというか
切り替えがあるタイプではなく
自然体で演じられるタイプ
何がマイナスかもしれないかというのは
演じた役たちがまんま永野さんのキャラクターに似ているので
視聴者側が役と永野さんを切り離して見れない可能性があるということ
田中圭さん、石原さとみさんもその傾向があるように感じます
分かりやすく言うならば、
石原さんは天真爛漫で明るくて、元気でという印象が世間的にあると思います
よく考えるとそういう役に偏っているんです
本当の彼女を私は知りませんが、世間に認知されている彼女はそれで通っちゃってるわけです
恐らく役の幅が広がらないというネガティブな面もあれば
逆にそういった役はハマるから確立されてて、仕事が回ってきやすいというポジティブな面もあります
というように永野さんもこのようなタイプの俳優さんだという印象です
私は彼女の演技に今回心動かされる部分もありました
大変、作品を楽しませていただき感謝しております
ありがとうございました
こういった観点で作品・俳優さんを味わうのも一つの楽しみ方だなと私は思っています
ということで、本日も書きすぎました笑
書いていたら日付を跨いでしまいました、失礼汗
最後までご覧いただきありがとうございました。