無職から、いま人生を休業したいあなたに
お久しぶりです。
ヤキソバライターです。
今回は、現在(イマ)人生を休業しているあなたに向けたnoteです。
「休業中」というと、お店とか会社のことと思われるかもしれません。
ただ、この記事の中では、休職中であったり無職やニートであったりする人まで含めて「人生の休業中」という考えで書いています。
そんな休業中の方に向けて、観てほしい作品を紹介します。
この作品は日本を代表するバンド、サザンオールスターズ(以下、サザン)に関係しているので、サザン好きの人には一番楽しんでもらえると思います。
そんなに詳しくない人でも、この機会に楽しんで観ていただけると幸いです。
残念ながらYouTubeやAmazon prime、Netflixといった各種動画サービスでは配信されていません。
ですので、DVDを購入するしか現状観る手段はないですが、その価値はあると思います。
ドラマ「the波乗りレストラン」
今回紹介するのはドラマ「the波乗りレストラン」です。
この作品は2008年に日本テレビ系列にて放送されました。
日本テレビ開局55周年とサザン結成30周年を記念して、制作された33作連作スペシャルドラマです。
1話ずつは基本的に7分くらいの短編ドラマで、各話が完結型でありつつ1話〜33話まででストーリーが展開していきます。
各話のタイトルはサザンの曲名になっていて、その曲がドラマ内でかかるようになっています。
自分のお気に入りの曲を見つけるのも楽しいと思います。
キャスト
主演は大泉洋です。
その他にも西村雅彦や仲里依紗、杉本哲太、賀来賢人などが出演しています。
またサザンのメンバーであるPer.担当野沢さんやBa.担当関口さんもゲスト出演しています。
あらすじ
茅ヶ崎に海の見えるレストランを開くべくやって来た男、小波健司(さざなみけんじ、演:大泉洋)。
彼は居抜き物件を直して『波乗りレストラン』と看板をつけましたが、なぜかオープンすることもなくいきなり準備中の札を出してしまいます。
その後札は休業中に書き換えられ、レストランはずっとオープンしないまま。
しかし、そんな「波乗りレストラン」になぜかワケありな人々が次々と訪れます。
ワケありな先輩、ワケありなマドンナ、ワケありな弁護士…。
そんなワケありな人々が集う中でドラマが生まれ、時に楽しい、時にしみじみとした時間が流れ、いつしか休業中のマスターにも変化がおとずれます。
果たして「波乗りレストラン」はオープンするのか…。
ワタシとサザン
ワタシとサザンの出会いは父親が運転する車のカーオーディオでした。
子どもの頃から様々な曲がかかる車内で、ドライブをしながら過ごしたワタシ。
よくかかっていたのはサザン、TUBE、コブクロ、ユーミン、ゴスペラーズなどでした。
サザンの曲はどれもいい曲が多くて、時期によってお気に入りの曲が変わります。
カラオケでもよく歌いますし、新しく歌詞の良さに気づく瞬間などは自分が大人になった気分です。
ちなみに、最近よく聞いているのは
「彩 〜Aja〜」(あや)
という曲で、2004年に発売されたシングルです。
Ajaであやと読ませるセンスなど、作詞をしている桑田佳祐さんの天才さが際立っていますね。
人生を休業すること
33話「茅ヶ崎に背を向けて」の中で大泉洋演じるマスターのこんなセリフがありました。
このセリフにとても救われた気がします。
やっぱり無職になってから自分の人生について、悩むことが多かったです。
双極性障害と診断されたり、生活保護になったり、誰かに相談しようにも身の回りに自分と同じ立場の人がなかなか見つかりません。
そんなワタシでも、悩みながら、立ち止まりながら生きていることを肯定してもらえた気がしました。
この記事を読んだあなたも、もし日々に疲れたり、立ち止まりたくなったときは人生を休業してみませんか。