無職、自己否定と向き合う。
お久しぶりです。
ヤキソバライターです。
今週はたまたま気が向いたのと今日の天気がよかったので、ブログを書いてみようと思いました。
職業訓練の仲間と懇親会
先週、職業訓練で同じクラスの仲間から懇親会に誘われました。
会社での飲み会とかにも毎回参加していたワタシは二つ返事で参加を快諾しました。
お酒があまり好きではないのですが、飲み会の雰囲気や人が酔っている姿を見るのは好きなので打ち上げなどには学生のころから必ず参加しています。
会場は学校の近くにある居酒屋でした。
大手の居酒屋ではなく、外国の方が経営されている異国感満載の居酒屋でした。
お店は地下にあってアングラな雰囲気をまとっていて、とても居心地がよかったです。
新宿で2時間飲み放題付きコース3,000円という割と安めな価格設定も、飲まない人からしてみればありがたいポイントでした。
料理は全部で7、8品出てきたと思いますがどれもなかなか美味しかったです。
しかも唐揚げとフライドポテト、パスタは1回ずつおかわり無料だったので、みんな注文していました。
普段はあまり話さない人とも話せたので、飲み会ならではだなと思いましたね。
趣味の話、今までの職歴、学生時代の部活etc…
普段は勉強の進め方や就活状況くらいしか話さないので、プライベートな話題がたくさん出てきてとても楽しかったです。
20人近くの人数だったので、席が分かれてしまいまったく話せない人もいたのがちょっと残念でした。
2次会は1軒目のお店の近くにあった、これまた地下の居酒屋。
巻いているフライドポテト(正式名称わからない)がとても美味しかったことを覚えています。
クラスの中で就職が決まり、退校することになった方がいたのでその方の送別会的な雰囲気がありました。
次の日も学校だったので、ワタシは2次会の途中で帰宅の途につきました。
次はきっと卒業するあたりで開催されると思うので、そのときにも誘われれば参加したいと思います。
ポケポケを始めた
最近ポケモンカードゲーム(以下ポケカ)のアプリがリリースされていたので、始めてみました。
通称ポケポケというこのアプリはパックを開封する楽しさが手のひら上でちゃんと味わえるところがいいですね。
自分でパックを切る演出がされているのでリアルと同じように開封感を味わうことができます。
ワタシは普段アメリカ産のMagic:The Gathering(以下MTG)というカードゲームをプレイしているのですが、国産カードゲームもプレイしたことがあります。
遊戯王やデュエマは学生時代プレイしていましたし、バトスピやヴァンガードも触ったことがあります。
その中でちゃんとプレイしたことがないのがポケカでした。
遊び方くらいは覚えたことがあるのですが、なかなか面白さにハマらなかったです。
ポケモンのゲームのほうは結構プレイしていたんですけどね。
最初に買ってもらったのが、ダイヤモンドだったのでワタシはいわゆるダイパ世代ということになります。
もちろんSwitchのリメイク版も買いました。
しかし一番ハマっていたのは小学校の時に買ってもらった金銀のリメイクであるソウルシルバーでした。
このソフトはジョウト地方でジムバッジすべてを集めて殿堂入りしたあとに、カントー地方に行けるようになってそちらのジムも回れるという1本で2度おいしいものでした。
ついでにゲーム内でポケモンを1体だけ連れて歩ける機能もあり、手持ちポケモンの先頭をなににするかで迷った覚えがあります。
そして極めつけは、ポケウォーカーの存在です。
これはポケモン版万歩計で、ポケモンを連れ歩け、歩数によってレベルアップしたりミニゲームが遊べたりするものでした。
一度ポケモンを移してしまえば、ソフト不要で遊べるのでよく小学校に隠して持って行ってました。
ポケウォーカーをもっていない友だちが代わりにおじいちゃんの万歩計を点けてきていたのはまた別のお話。
そこまでポケモンにハマりながらもポケカをプレイしなかったのは、ゲーム性がシンプルすぎて相手ターンにすることがないということが大きかったように感じます。
対してMTGは相手ターンにもいろいろな動きを行うことができるので今でも楽しんで続けているのではないでしょうか。
ポケモンのゲームとポケカはそういう意味で行くとまったくの別物となるのかもしれません。
今回ポケポケを始めたことで、小学生時代の友だちからフレンド申請がきました。
そして今度紙のポケカも実際にプレイしてみようという流れに。
結局アナログのゲームは誰と遊ぶかのほうが大事なので、仲のいい友だちとであれば楽しめるのではないかと思います。
ワタシを否定するものの正体
最近読んでいる本がこれです。
ワタシと同じ双極性障害である坂口恭平さんが書いた本です。
彼は画家、作家、音楽家など多才な面を持ち、死にたい人がかけてくる電話窓口「いのっちの電話」を13年間も続けています。
この人の書いた本は双極性障害の当事者として共感できるところが多く、それでいて強制してくる感じがないのでうつのときでも読むことができます。
そんな彼の新刊が『自己否定をやめるための100日間ドリル』です。
死にたい人に共通していることとして、「自己否定」を挙げた彼はそれをやめるためにいろいろなやり方を提案します。
ワタシもこれを読んで自分の心の中にある自己否定の感情と向き合うことができました。
双極性障害の特徴として、別になにも嫌なことがあったわけではないのに、うつ状態になることがあります。
その根底には自己否定がやめられないことがあったのです。
そして自分が自己否定で困っているのであれば、自己否定してくる存在は別にいるのです。
ワタシの場合、それは父でした。
神経質で完璧主義なワタシの父は、おおざっぱで時間が守れなかったり、忘れ物をする母をいつも否定していました。
そして母に似たワタシのこともよく否定してきました。
そこからワタシは、「人間というものはこうあらなければならない」という考えに固執してしまっていました。
計画通りにできなかったり、ミスをしてしまったりしたときに自分を否定してしまい、極端に落ち込んでしまっていました。
そして周りの顔色を伺う人間になってしまったのです。
とはいえ、ワタシはいま父を恨んではいません。
そのおかげで仕事がうまくいったり、人に気をつかうのが得意という一面もあるからです。
ですが、この本を読むことで自己否定に対して抗う力を持つことができました。
この本を読んでいてワタシはハリー・ポッターを思い出しました。
作品の中にディメンター(吸魂鬼)という闇の生き物がいます。
人々の楽しい記憶や喜びを吸い取り、嫌な気持ちや絶望だけにしてしまうのです。
ワタシにとってこのディメンターは自己否定であり、うつ状態そのものです。
そして作品の中にはそれを打ち払う強力な魔法の呪文が存在します。
「エクスペクト・パトローナム」という呪文です。
その人物が最も幸福な記憶を頭に思い浮かべることで、自分の守護霊を呼び出し、ディメンターとの間に壁を作ることでそれを打ち払うことができるのです。
『自己否定をやめるための100日間ドリル』の中には、自己否定をやめる方法の1つとして信頼できる人物を自分の頭の中に思い浮かべ、その人ならいまの自分にどんな言葉をかけてくれるかを想像するというものがありました。
これが自分の守護霊のように働いてくれるのではないかと思うのです。
まだまだ自己否定はワタシの中から完全になくなってはくれませんが、それと向き合う力がついたような気がします。