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心にじわ〜っときたお話し

人生は決断の連続。
時には一歩を踏み出すときに
とんでもなく大きな勇気が必要。

そんな時、
「この決断で、明日から悩むことが一個減るって考えたら?」
と、さらっと言ってくれる人がいたら
心強いよな〜

なんて思った、今日のお仕事中の出来事。


奥さん主導でお家探しをしているお客様。
旦那さんは基本的にお任せスタンス。
今日の内覧も奥さんひとり。
ただ、困ったことに奥さんはかなりの優柔不断。

しかし今日の内覧は、
言い訳のしようがないくらい
めっちゃくちゃいい物件。

即決してもいいくらいなのに、
「この決断から逃げたい!」
という気持ちが先行してなかなか決められない。

でも、こんな物件ないから
決めないともったいない!!
たくさん前向きな言葉を並べて
背中を押す不動産屋(わたし)

すっごく揺らぐ奥さん。
でも怖い。どうしよう。。。

迷った末に
旦那連れてもう一回内覧行きます!
と奥さん。

内覧時、案の定
「へ〜いいやん。どうなん?」
と奥さんに決断を任せる旦那さん。

わ〜〜決められるかな?(汗汗)な私。

その場では結論が出せずに解散をして
その1時間後。

この物件に決めます。
旦那に「この決断で、明日から悩むことが一個減るって考えたら?」と言われてすっと腑に落ちました。

と連絡が。


え〜〜〜なにそれ!!
めっちゃくちゃ素敵じゃん!!

いろんなことに無頓着で
全部奥さんに決断させるって
旦那さん無責任だな〜 
なんて思ってたんだけど、

多分このご夫婦って、
基本は奥さんの意見を尊重して
でも、ただただ任せっきりじゃなくて
奥さんが心の底でなにを思ってるかを汲み取って
背中をおす。
そんな関係なんだろう。

ほんっとにいい物件だったから、
わたしもたくさんの言葉で
説得したけど、

何よりも、長年奥さんのことを見てる
旦那さんのシンプルな言葉が刺さるんだろうな。

心がじわじわ温まる、
その余韻に浸ってワインでも嗜もうかな、
なんて思えたお話しでした。

そんなおふたり+お子ちゃんのお家づくりが
始まると思うとわくわく。
しっかりと見届けよう。


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